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マリー・アントワネットの遺言 (朝日文庫)
 
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マリー・アントワネットの遺言 (朝日文庫) [文庫]

藤本 ひとみ
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ついに発見された王妃マリー・アントワネットの遺体。王妃から秘密の遺言を託された弁護士の行方は。流転の王女“マリー・アントワネットの娘”が、最後に手にするものは何か。革命の嵐に翻弄される人々の愛と欲望を描いた力作歴史長編小説。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

藤本 ひとみ
長野県飯田市生まれ。12年間の公務員生活を経て作家となる。西洋史への深い造詣と綿密な取材に裏打ちされた歴史小説や犯罪心理小説で脚光をあびている。フランス政府観光局名誉委員、アカデミー・ドゥ・カスレ名誉会員、フランス・ナポレオン史研究学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 404ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2002/10)
  • ISBN-10: 4022642998
  • ISBN-13: 978-4022642998
  • 発売日: 2002/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 革命を生き延びても・・・, 2003/11/19
レビュー対象商品: マリー・アントワネットの遺言 (朝日文庫) (文庫)
 マリー・アントワネットは有名ですが、その娘については、王家で唯一人生き延び、アングレーム公爵夫人となったことぐらいしか知りませんでした。悲劇の王妃の忘れ形見ということで、薄幸の美女を想像していたのですが・・・。

 マダム・ロワイヤル(マリー・テレーズ)はフランス革命を生き延びたものの、各国を放浪して辛酸を舐め、すっかり厳格で辛らつな女性になってしまいました。革命の関係者に復讐し、すべてを絶対王政の時代のように戻すことで、奪われた青春や幸せを取り戻そうとするかのような彼女の姿は、ちょっとおかしくもあり、悲しくもあります。長生きはしたものの、母マリー・アントワネットとはまた違った意味で、運命に弄ばれた革命の犠牲者であったと思います。
 マダムが「回想録」を読み進めるにつれて、私たちもだんだん目が離せなくなります。彼女が裁判にかけられた母の心情に思いを馳せるのと同時に、私たちも悲劇の王妃の最後の姿を偲ぶことができます。

 とてもおもしろく、一気に読めましたが、最後がやや尻切れとんぼ気味なのが残念でした。

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8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 いつ読んでも, 2004/1/2
レビュー対象商品: マリー・アントワネットの遺言 (朝日文庫) (文庫)
 フランス革命やルイ16世、マリー・アントワネットに関するメディアは、それこそ星の数ほどある。「ベルばら」~いろいろと目にしてきた。できはいいものとわるいもの(何をもってそういうかは置いておいて)があると思う。ただ、扱われる数が多いので、少し食傷気味。「誰が書いたか」によって、つまり「料理の仕方によって」面白くもつまらなくもなる代物である。これも、かなりなファンの友人が「一気に読んじゃった」といわなければ決して手にとることはなかったでしょう。手にとってから読むまでの間、これほどわくわくした本は久しぶりでした。

マダム・ロワイヤルなるアントワネットの娘が、彼女の母親の最後の様子を書き記した弁護士の随想録を、悪名高いプレイボーイ(死語)司祭と娼婦に朗読させるという趣向である。それによって臨場感がいや増し、アントワネットの人間像が浮かび上がってくる。ツワイクの言うとおり、その平凡性ゆえに国家を統治する一国の后の荷が重かったのだと片付けることはあたっているのかもしれない。でも、彼女には彼女の生きた社会でのルールがあり、彼女はそこで生きるのに精一杯だったのだろう。

なににせよ、架空の人物、司祭と娼婦の場面が当時の風俗を語っていてなかなか興味深い。マダムとの関係の必然性などは?だが、当時の興味も、現代の興味も、人間の営みにさして変わりはないのだと感じさせてくれた。

著者の作品ははじめて読んだ。ヨーロッパの歴史に造詣が深く、とても信頼が置ける。かつて「ベルばら」を教科書代わりとしたように、著者の作品で教科書では味わえない歴史の面白さを感じることができた。歴史は人間のドラマだからだ。

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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 一気に読みました, 2002/11/10
レビュー対象商品: マリー・アントワネットの遺言 (朝日文庫) (文庫)
藤本ひとみさんの本は初めて読みました。
フランス革命、マリーアントワネット、今までも多くの作家が
これらをテーマに物語を書いています。
実際私も色々読んだし、似たり寄ったりの話かも?と思いながら
読み始めました。
内容自体は特に新しい史実を盛り込んでいるわけではなかった。
ただ、マリーアントワネットの遺児マリーテレーズや、

時代に翻弄された聖職者や庶民の人生を絡ませながら進行する話に
最初から引き込まれてしまって、一気に読み上げました。
十分楽しめるものだと思いました。
ただ、もう少し安価だったらなあという気はしましたが。

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