著者のスーザン・ストラスバーグは、
スタニスラフスキーシステムをアメリカに導入しメソッドと演出法を確立したアクターズ・スタジオの指導者で演出家の父リーと
女優だったがレッドパージにあって引退、夫の指導の手伝いを始めた母ポーラの間に生まれた長女で、
『アンネの日記』でデビューした若き女優でもあった。
ストラスバーグ家の家族は他に長男〈弟)のジョニーがいたが、彼は医者志望だった。
リーは、マーロン・ブランド、ジェームス・ディーン、エヴァ・マリー・セイント、ジェラルディン・ペイジらを育てていた。
マリリン・モンローは抜群の人気を誇っていたが、頭の弱いセックスシンボルという位置づけだった。
「金髪の爆弾」Blonde Bombshellとあだ名されるマリリンは演技派と呼ばれたかった。
程無く、マリリンはリーのもとに訪れる。そしてすぐに、ストラスバーグ家の家族童謡に迎えられ、
著者のスーザンは12歳離れたマリリンを姉のように慕うようになる。
スーザンはマリリンのすべてを一番間近で見ていたのである。
私生児として生まれ虐待を受けて育ったマリリンにもたらされた天賦の才。
決してマリリンは芝居が下手ではなかったのに、セックスシンボルであることには我慢ならなかった。