それぞれが、それぞれのやりかたで卒業前の清算を果たしていく一冊です。
ちょっと”意外な人”が”主演”もしていて、すごく嬉しかったです。
結構、サラリと去年と違う祐巳の成長が語られていたりして、
いろんな意味で、手のかからない主人公になったと思いますが、
ここは作品の視野が広くなったなと好意的に解釈しています。
マリみては、本当にいろいろなものを積み重ねてきた感じがします。(昔は昔で良いものですが)
あまり意表をつかれるような展開もないのですが、それぞれの心情を推測できる、キャラクターの思考が理解できる、というのが心地良い読書感となっています。
10代の読者も、大きなお友達も、おもいっきり感情移入しながら読むのが正解だと思います!^^
今刊だけでは消化されていない部分もあって、次刊への伏線もいろいろ見え隠れしています。
少し気になったのは、祥子様の記憶力に対するフォローで、これはもしや・・?など。
次刊、ものすごく期待しています!!