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最後の詰めが甘い。
しっかりチェックすれば分かるはずの凡ミスが見落とされている。
祐巳と祐麒は双子ではなく年子だったはずだし、ひびき先生の漫画でも、祥子が姉・蓉子とおぼしき人にタメ口で話していたり、手芸部員が「祐巳さま」と呼びかけていたりしている(このとき祐巳は1年生だから、この手芸部員は中等部の生徒ということ?)。「プレミアム」を冠するからには、細部までしっかり丁寧に作ってほしかった。
でも、それでも迷わず買ってしまうのがファンの思い入れというものだろうし、私がこうして愚痴を言うのもきっと、「好き」という感情の裏返しなんだろう。
前半部はアニメが見られない地域の人にはかなり貴重かもしれない。そして関わったスタッフみんながこの作品を愛してくれていることを実感できる中間部。
そしてコアな原作ファンもきっとお腹いっぱいになる後半部の短編。
ミーハーなファンブックにして実は全く隙のない内容。そして文庫サイズだから原作と一緒に本棚に並べておけるというのも貴重かも。
自分としては、アニメ関係の部分はきれいにまとまっていて上手いと思います。しかし、ひびき先生によるまんが版は、1つだけではなく、Cobaltに掲載された短編を全部載せて欲しかったな…と感じました。今野先生の書き下ろしも、もう少し掘り下げて書いて欲しい!もっと読みたい!!というもどかしさがちょっと残りました…。アニメ版をメインと捉えたファンブックと考えるべきかもしれませんが、原作の両先生の担当部分がもう少しだけあったら、もっと素敵な1冊になってのではないでしょうか。また、各種雑誌等に掲載された書き下ろしイラストなども載せて欲しかったかな…という気もしました。
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