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16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
切ないけれど・・・,
By カスタマー
レビュー対象商品: マリア様がみてる いばらの森 (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫) (文庫)
「白き花びら」本当に切ない。身を切られるほどの哀しい別れ。でもこの経験があったから白薔薇さまは人間的におおきく成長できたのだと思う。自分が辛い、哀しい経験をしたから人の哀しみや辛さが理解でき、だからこそ悩み、苦しんでいる祐巳さんや志摩子さんを優しく受け止め、励まし、手助けをする。その言葉にも深みや説得力がある。 この次の「ロサ・カニーナ」以降、白薔薇さま=聖さまは、「頼りになる存在」として描かれていくが、それもこの作品で単なるおちゃらけた抱きつき魔でないことが証明されたからであろう。これは海援隊の「贈る言葉」の歌詞にある「人は悲しみが多いほど他人に優しくできるのだから」にぴったり当てはまるのではないか。
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
胸キュン(死語),
By
レビュー対象商品: マリア様がみてる いばらの森 (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫) (文庫)
巷で人気の白薔薇様。確かにお茶目で素敵だけど、何でみんなそんなに好きなんだろー…って思ってましたが、この「いばらの森」を読んで納得。あんな過去を背負いながら(しかもそんなに昔の話じゃないのに…)あかるく楽しく優しく振る舞える白薔薇様!私もファンになりました~!でも欲をいえば、祥子さまと祐巳ちゃんで、もうちょっと明るいラブラブなシーンも欲しかったかも…。
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
永遠に眠らせた熱情,
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レビュー対象商品: マリア様がみてる いばらの森 (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫) (文庫)
私立リリアン女学園に白薔薇さまに関する噂が流れ始めたのは、期末試験にざわめく頃。どこか不穏な空気に、<紅薔薇のつぼみの妹>である祐巳は心穏やかではない。噂の発信源は一冊の文庫本。「いばらの森」と題されたその本の著者名と内容が、かつて白薔薇さまが起こし、その件を周知の誰もが口を閉ざすある事件とあまりに酷似していたのだ。人は日記を書く。小説を書く。それは程度の差こそあれ、自分の心の中を整理するために必要な行為なのだと思う。お互いを思いあう二人の少女が起こした心中未遂事件。その本が発売されたことは、著者の心の中で一つの区切りがついた証拠ではないだろうか。そして作中、奇跡は起こる。願わくば、白薔薇さまにもいつの日か、幸福な再会がありますように。
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