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この次の「ロサ・カニーナ」以降、白薔薇さま=聖さまは、「頼りになる存在」として描かれていくが、それもこの作品で単なるおちゃらけた抱きつき魔でないことが証明されたからであろう。これは海援隊の「贈る言葉」の歌詞にある「人は悲しみが多いほど他人に優しくできるのだから」にぴったり当てはまるのではないか。
でも欲をいえば、祥子さまと祐巳ちゃんで、もうちょっと明るいラブラブなシーンも欲しかったかも…。
とにかく切なくて素敵なお話でした!絶対お勧めです!!
人は日記を書く。小説を書く。それは程度の差こそあれ、自分の心の中を整理するために必要な行為なのだと思う。お互いを思いあう二人の少女が起こした心中未遂事件。その本が発売されたことは、著者の心の中で一つの区切りがついた証拠ではないだろうか。そして作中、奇跡は起こる。願わくば、白薔薇さまにもいつの日か、幸福な再会がありますように。
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