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マリアビートル 単行本 – 2010/9/23


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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

元殺し屋の「木村」は、幼い息子に重傷を負わせた相手に復讐するため、東京発盛岡行きの東北新幹線“はやて”に乗り込む。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」&「檸檬」。ツキのない殺し屋「七尾」。彼らもそれぞれの思惑のもとに同じ新幹線に乗り込み―物騒な奴らが再びやって来た。『グラスホッパー』に続く、殺し屋たちの狂想曲。3年ぶりの書き下ろし長編。

著者について

1971年千葉県生まれ。2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で山本周五郎賞、本屋大賞を受賞。

登録情報

  • 単行本: 465ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/9/23)
  • ISBN-10: 4048741055
  • ISBN-13: 978-4048741057
  • 発売日: 2010/9/23
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (136件のカスタマーレビュー)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 こんなわたし 投稿日 2014/9/25
形式: Kindle版 Amazonで購入
いつもながら、爽快な読後感。伊坂幸太郎さん一流の観察眼や倫理観が
ストレートに描かれている作品だと思いました。個性的な登場人物たちの
マニアックなほどに解像度の高い心理描写。それが新幹線の疾走感と共
にテンポよく、掛け合うように刻まれていきます。拙い表現で恐縮ですが、
「裸の倫理観」とでも言いましょうか、「身の丈でまじめに生きる人々へのエ
ール」に勇気づけられます。この感覚が気に入れば、次はゴールデン・スラン
バー、ラッシュライフ、オーデュボンの祈り、終末のフールなども是非どうぞ。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 万太郎 投稿日 2014/7/2
形式: 文庫
つい先日グラスホッパーを読み終わり、続けて一気に読みました。
グラスホッパーよりも、マリアビートルのほうがスピード感があって読みごたえありでした。
まず登場人物の描写がわかりやい。殺し屋がみんな個性豊かで魅力的でストーリーを映画のようにイメージしやすい。

そして、東京から仙台までの新幹線の中で、ここまでいろんな人物と出来事と殺しを盛り込めるものだと思いながらも、そのスピードについていく感覚で一気に読み終えてました。
檸檬の話す機関車トーマスの説明はかなり面白く、読後に機関車トーマスが見たくなります。

最後まで読み終わった後面白かったマンガを読み返す感覚でもう一度読みなしてしまいました。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 ヨッシー 投稿日 2014/9/23
形式: 文庫
東北新幹線の中で起こる、物騒な出来事。
殺し屋たちの狂想曲。

展開はスピーディーで引き込まれる。
所々の展開に無理を感じずにはいられないが、
それ以上に爽快感が勝る。
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22 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 WGR 投稿日 2010/9/26
形式: 単行本
北に向かい疾走する 東北新幹線[はやて] そこであいまみえるは それぞれ 復讐心 好奇心 任務 を携えた 個性溢れる新キャラクター 怒る木村に 不運だらけの七尾 冷静な蜜柑に トーマス大好き檸檬 そして 伊坂作品史上最も読者を不快にさせる最悪のキャラクター 全てを見下す王子 この5人の新幹線内での命を懸けたドタバタ劇 そんなストーリーに密かに絡むのは グラスホッパーで登場したあいつら 王子の存在、心情、言動によってもたらされる不快感と 新幹線というシチュエーションと流れるようなストーリーからもたらされる爽快感 そして 伊坂作品ではお馴染みの ストーリーに絡む伏線回収と、ユニークな言い回し すべての要素が高いレベルで取り込まれた、まさしく伊坂幸太郎、渾身の書き下ろし!!といっても良いと思います あとグラスホッパーの続編ということなので、 (読んでいなくても支障はないですが、) "本当に楽しみたい"のならグラスホッパーを読んでから読むことをオススメします
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18 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 紫陽花 投稿日 2013/12/20
形式: 文庫 Amazonで購入
非常に爽快なエンターテインメント。「グラスホッパー」の続編であり、登場人物や背景の一部にそれが織り込まれているが、全く独立した作品として楽しめる。東京発盛岡行きの東北新幹線に乗り込んだ、各々の思惑を抱える、複数の殺し屋(の組)達の闘争をユーモアをふんだんに交えた軽快なタッチで描いている。新幹線という閉ざされた空間の中で、読む者に飽きを感じさせずに、殺し屋達の闘争を描くのは並ではないと思うが、様々なアイデアで読む者を惹き込む作者の物語構成力は卓越していると感じた。複数の群像を交錯させて"だまし絵"的効果を狙ったという点では「ラッシュライフ」に近く、物語に国家・社会論的要素も盛り込んだという点では「魔王」、「夜の国のクーパー」を想起させる。

「機関車トーマス」をこよなく愛する殺し屋など、登場人物達の造形にも工夫を凝らしているが、所謂"酒鬼薔薇"を連想させる"王子"という中学生が放つ<悪>の臭気が物語の1つの重要な構成要素となっている。殺し屋達の物語の中で、中学生の<悪>がひときわ異彩を放つというのも変な言い方だが、作者は"王子"を主体に社会における<悪>を考察すると共に、<悪>の存在を前提として、それでも人生を生きて行く上での希望を描きたかったのだと思う。特に、終盤それを感じた。こうしたテーマを盛り込みながらも、上述した通り、エンターテインメントとしても優れた本作は作者の近年の代表作と言って良いのではないか。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 akira_takahashi 投稿日 2014/11/3
形式: 文庫 Amazonで購入
読みながらアクションものの映画を見ているより興奮しました。ハラハラドキドキの連続で、やっぱり映画より本の方が面白いと思わせてくれる一冊です。
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