相変わらずかわいい女の子を描くのが上手い漫画家さんです。
本作は性格の違う二人のヒロインと主人公を中心として物語が展開される学園ものの恋愛漫画なのですが、この2巻ではある意外な属性を持ったキャラクターが登場します。
登場してしばらくは主人公のストーカーのように描かれるので、メインヒロインである「二人のマリア」に加えての第3のヒロインなのか? と思ってしまうのですが、彼女の目的は意外にも・・・でした。
また、この巻では相変わらず「二人のマリア」のうちの「悪魔系」「黒いマリア」こと東宮(とうみや)マリアの存在感は圧倒的です。もうひとりの水城まりあにも見せどころがありますが、前者のほうがまだまだ背景が見えない分、魅力的なキャラクターに思います。(これはあくまで予想ですが、「OPEN SESAME」のヒロイン、最上槙(もがみ まき)のような背景を持つキャラクターでは? と見ています)
ストーリーについては、やはり長くこのジャンルの作品を描いてきた漫画家さんなだけあって、要所要所での見せ方がとても上手いです。(たとえば、冒頭でのひとコマなど、かっこいい! 本気で惚れそうです)
作画は、いわゆるリアルな感じではありません。少女漫画風の絵柄です。私は河方かおる先生の古くからの読者ですが、最近の読者にはどう見られているのでしょうか。
要注目の作品です。