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マヤ文明 聖なる時間の書―現代マヤ・シャーマンとの対話
 
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マヤ文明 聖なる時間の書―現代マヤ・シャーマンとの対話 [単行本]

実松 克義
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

そこにはまったく異質な「時間」が存在していた。グアテマラに暮らすマヤの末裔・シャーマンを6年にわたって現地調査。アメリカ大陸最大の神話『ポポル・ヴフ』に残された謎と彼らとの対話が交差した時、驚くべき宇宙観が浮かび上がった!日本で初めての本格的マヤ神秘思想研究。

内容(「MARC」データベースより)

グアテマラに暮らすマヤの末裔・シャーマンを6年にわたって現地調査。アメリカ大陸最大の神話「ポポル・ヴフ」に残された謎と彼らとの対話が交差した時、驚くべき宇宙観が浮かび上がった。本格的マヤ神秘思想研究。

登録情報

  • 単行本: 390ページ
  • 出版社: 現代書林 (2000/04)
  • ISBN-10: 4774502049
  • ISBN-13: 978-4774502045
  • 発売日: 2000/04
  • 商品の寸法: 21.2 x 15.2 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:単行本
マヤ人の思想について書かれた本は日本では少なく、この本はきわめて重要といえる。私が今度太陽書房から出版するマヤ文明の本の原稿が完成した後、知る機会があって読んでみたが、かなり有益な取材であると感じる。

星5つ差し上げようかとも思ったが、シメーネス神父がディエゴ・デ・レイノーソから『ポポル・ブフ』の原本を手に入れたという基礎的な間違いがあり、これによって星を一つ減らした。(学説の中には16世紀にディエゴ・デ・レイノーソの書いた本が、17世紀末期か18世紀初頭にヒメーネスに渡ったというのがある。たぶん筆者はマヤ人たちの言うことをそのまま確認せず書いてしまったのだろう)

マヤ人たちの古事記とでも言える「ポポル・ブフ」が現代マヤ人の間でどのように捉えられているかということを知るのに格好の書である。特に現代のマヤ人たちはこの書を『時間の書』として再認識しようとしているのは実に興味深い。また、キリスト教とマヤ宗教に対する彼らの考えは、日本人の神道や仏教とキリスト教に対する考えにも近いものがあり、面白い。

研究書と言うよりは取材記という形に近いので、一般の人でマヤ文化に関心のある方は読みやすい。

この本の内容は米国と英国で来年出版される私の専門書の中で大いに活用させていただいた。いくつかの点を米国の人類学者であり、グアテマラでも本を多く出しているカーマック博士に知らせたところ興味ある取材の内容であるといわれた。ただ、マヤ宗教は中央組織がないために、マヤ宗教の解釈は地域・さらにはマヤの個人間に相当違いがあることを念頭に置かれたい。

なお、この本の著者は『ポポル・ブフ』の翻訳者の一人であるアドリアン・チャベスについてフリー・メイソンのメンバーであったため、マヤ族をイスラエルの民の子孫であるというようにポポル・ブフの内容を改変しようとした、という意見を収録しているが、生前のチャベス氏をよく知るカーマック博士は、フリーメイソンの会員であったかは知らないが、チャベスはとても神秘主義的な人であったと私にコメントした。

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