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マヤ文字解読
 
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マヤ文字解読 [単行本]

マイケル・D. コウ , 増田 義郎 , Michael D. Coe , 武井 摩利 , 徳江 佐和子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 4,410 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

4冊の絵文書、1000年の沈黙を守る石碑の記号、450年前、スペイン人神父が書き残した謎めいた手稿…わずかな手がかりから、いったいだれが古代マヤの暗号を読み解くのか。

内容(「MARC」データベースより)

4冊の絵文書、1000年の沈黙を守る石碑の記号、450年前、スペイン人神父が書き残した謎めいた手稿…。わずかな手がかりから、いったいだれが古代マヤの暗号を読み解くのか? 20世紀最高の発見物語!

登録情報

  • 単行本: 445ページ
  • 出版社: 創元社 (2003/12)
  • ISBN-10: 442220226X
  • ISBN-13: 978-4422202266
  • 発売日: 2003/12
  • 商品の寸法: 21 x 15.4 x 4.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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18 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By やぎ
形式:単行本
マヤ学の第一人者である著者が一般読者向けに書いた、しかし、決して手抜きのない一冊。マヤ文字の解読の歴史をエジプトの神聖文字の歴史と照らし合わせることで、表音文字、表語文字というものの性質を説明し、マヤ文字には、なぜ、ひとりのシャンポリオン(エジプト神聖文字の解読者)も出なかったのかと問う1章から始まり、マヤの発見、解読の誤ったアプローチ、正しい解読、テキストの読み下しからわかった歴史と、マヤ文字が西欧に発見されてから現在までを追う。

 マヤの碑文は、かつては世俗を離れたた神聖なテキストが書き込まれていると考えた人が学者も含めて多かった。その誤った確信を持ちながら碑文の文字を収集し学会の大御所となり権威をふるうトンプソンと、その間違いに気づきながらトンプソンの元で働くプロスコリアコフ、真の革命をもたらしたクノローゾフ、どこかからふらりとやってきて偉業をなし、またふらりと(天へ)帰ってしまうシーリー、とマヤ文字を巡る人々が活き活きと動き回る解読の現場の様子もまるで物語でも読んでいるみたいに楽しい。また、現場考古学者(「穴掘り」考古学者と揶揄される)との確執にも触れられて、「解読できたバンザーイ」という状況ではないことも描かれている。

 この本を読んだからといって、マヤ文字が読めるようになるわけではないが(むしろ全くならない。それは今後翻訳される『マヤ文字解読辞典』になるそうだ)、マヤ文明に対する現代のアプローチを知るためには、文句なしに買いの一冊。

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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本|Amazonが確認した購入
すばらしい本である.著者のコウ先生は,めでたく引退した人類学者で,マヤの碑文の解読に貢献の大きい人である.同時に,一種の人徳で,若い多数の秀才たちをこの道に導いて大成させた人のようである.さりげない叙述の中に淡々と描かれるのは,しかし,息を呑む恐ろしい競争の物語で,その凄まじさの中に,私はアメリカの科学の強さの源泉を見る思いがする.過ちを帳消しにさせない世界.不用意な自己批判が一巻の終りになる世界.その代わりに,学歴,研究歴などが全く問題にされない世界.この本のマヤ文字は非常に美しく印刷されているために,見やすく,そのため自分でも何となくマヤ文字が読めてくるような気分になる.翻訳も優秀.ただ,もう少し安かったらもっと良かった.
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本|Amazonが確認した購入
この素晴しい本は, Coe の名著の1999年改訂版の全訳,註,文献完備.翻訳も優秀.マヤ文字の真の解読への道は,スターリン存命中のソヴィエトはレニングラードの言語学者によって示された.そこでこの本も,レニングラード訪問記から始まる.話はゆったりと進行するが,いよいよ Knorosov の方法をアメリカに輸入し,碑文の解読への努力が始まる第六章辺りから,俄然インサイドストーリー的に進行し始め,迫力を帯びてくる.著者自身が優れたマヤ学者で,やや年長であったため,多数の実力ある研究者たちが,いつも身近にいる.そうして議論が始まると,学歴も経歴も一切問題にされず,ひたすら意見の正しさだけが議論をリードする.この容赦のない実力主義が当たり前なのが,アメリカの科学者社会の特徴で,これがじつに気持ちよく書けている.
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