先ず‘2012年’を切り口に、マヤ長期暦・神話・預言にふれ現時点で明らかな資料をよく吟味し、事実関係の確認
を丁寧にしたうえで‘マヤ暦2012終末論’が広く世に知れ渡る機会となった出来事や流れについて客観的な視点
をもって書かれています。
次に‘マヤ暦’と言っても、実際には複数の暦があり「これがマヤ暦です」という1つの暦が定まっていないことに
ついての整理がされていきます。マヤ暦の中でも主な4つの暦(周期)の要点と‘日本のマヤ暦’混乱事情の背景、
「マヤ暦」 「13の月の暦」 「コールマン・マトリックス」 、これらがまったく別物であることが順序よく説明されます。
13の月の暦については、前著の『宇宙の暦は13ヵ月』と『シンクロニック・ジャーニー』に詳しく、本著では特に、
‘マヤのリズム’に焦点があてられています。‘マヤのリズム’のヒントになるであろうキーワードがあります。
【… 多様性、霊物調和、並列分散型、循環再生、包括的、流動、曲線的、熟成、新鮮(旬)、挑戦、潜在意識 …】
個人の主体性を大切にし、自律(自立)を促す著者は、開放的で柔軟です。マヤのリズムの権威となり、解放への
奥儀(?)をちらつかせて実は支配することもなく、軽々しく効果をうたうこともありません。読者が、自分自身を信頼し
オリジナルな体感を自ら内に見いだし、希望と喜びをもってマヤのリズムのエッセンスを共有できる素敵な一冊です。