親に捨てられ、風俗上がりのバーのママ映子ちゃん。
映子ちゃんのもとに、かつて風俗店で寝食を共にした滋子ちゃんから
とんでもないものを預かることに。
それは、かつて自分でダメにしてしまった存在。
自分が苦しみたくないばっかりに、その事実を遠ざけようとしていたはずの
子供という存在が、今目の前にいる。
1話目は映子ちゃんがDQNにしか見えず、嫌悪感を少し覚えたが
2話、3話と進むうちに映子ちゃんが人の痛みを知っている女性であることが
どんどん伝わってきて切なくなります。
映子ちゃんは、滋子ちゃんからもお客さんからも好かれているのに
自分が1番大切な存在を大切にできなかった負い目がいつまでも続く。
でも、滋子ちゃんの子供との日々が、少しずつ映子ちゃんに光が差し込む。
今、子供に癒される”よつばと!”や”うさぎドロップ”はもちろん楽しいが、
この漫画は、同じく子供が可愛らしいのに心臓がチクチクと痛むような漫画です。
本当にただのおままごとな関係でも、それが映子ちゃんの生きる光になってほしいと強く思います。