まずはじめに。このキットで初めてコトブキヤのキットを作るという方もおられるかと思います。
コトブキヤのキットは瞬間接着剤必須なので、用意しておきましょう。ないと組めないといっても過言ではありません。
※後から差し替えが必要な場所もあるのでまずは説明書を一読し、接着しても良い場所を見極めましょう。
□キットの造形について
プロポーション、各部造形は非常に良い出来です。全高19cmほどですので1/100でしょうか。
額以外の赤い部分はクリアレッドのパーツで額の部分は彩色済みパーツが
用意されていますし、各武装の持ち手も細かく付いています。色分けはヒザ関節等を除けば許容範囲。
胴体を除き基本的にモナカ構造なので合わせ目は目立ちます。慣れた人で素組み4時間くらい。
□可動について
首:胴体内部に伸展機構があり、引き出すことで広い可動範囲を確保。
胴体:腰部、肩部との接続は1軸ボールジョイント。
腕:肩内部が独特の展開機構を持っており大きく横に開く事が可能。
ヒジは2重関節により大きく可動。
足:ヒザは2重関節、ヒザアーマーはヒザの可動に連動して展開。つま先が可動。足首の接地も良好。
□付属物について
射撃武装として突撃砲が4丁、全て同型で2丁は背部ガンマウントに懸架可能。
ガンマウントに可動部はなく、残念ながら銃口を真後ろの敵に向ける事はできません。
展開状態のガンマウントと差し換えることで突撃砲を前方に向けられます。
近接武装として長刀及び短刀が各2本、腕部に差し替えで取り付け可能な
ナイフシースが2種3本×左右分。長刀にはブレードマウントが付きます。
こちらは可動箇所があり、抜刀ポーズが決められます。
ガンマウント及びブレードマウントには懸架していない状態のパーツも付属。
これらマウントパーツは背中の2箇所の接続部に差し替えで取り付けます。
跳躍ユニットはボールジョイントを内蔵したアームで接続しますが注意して動かさないと折れそうです。
ハンドパーツとして握り手、平手、突撃砲持ち手、
長刀及び短刀持ち手(2種/角度の付いていないもの、付いているもの)がそれぞれ左右分付属。
■本体の残念ポイント。
・首−頭接続部、肩アーマーと肩ブロックがポリキャップレスなので外れやすい。
股関節と足の接続がやや外れやすい。
・手順22&23にて組むA16&A17がはまりにくい。私はピン(凸部)を切り飛ばして接着しました。
・手順43で使用するN16&N17をランナーから切り離す時に割れる事がある。
切れ味の悪いニッパーだと負担が大きいので切れ味のいいものでそっと切り離しましょう。
・武器持ち手がバラけやすい。不都合が無ければ接着か、ピンに接着剤をちょんと塗って乾かし
ピンを太く加工して抜けにくくしたほうがいいかも。※追記:飾ってただけでバラけ落ちたので対策必須
■説明書の残念ポイント。
・手順15&16ではM12&G1 M13&G6の位置をよく確認し、手順30&31で組むパーツではピンの位置をよーく確認して組んでください。
・手順41でのA23&A24は必ず接着しましょう。でないと手順43で左右のパーツを押し込んだ時にバラけてえらいことになります。
・手順56のF5、F6は「M5、M6」の間違いなので要注意。
気をつけてゆっくり組めば問題ないかとは思いますがキットの素晴らしさを説明書が大分貶めてしまっている感じがしました。
キットそのものの出来として☆5を付けましたが解り辛さで途中かなりイライラする部分も多く、説明書が本当に残念でした。
ただ使われている技術は素晴らしく、開発部の方々がどれだけ気合をいれて作ったかが伝わってくるキット内容となっております。
2重関節や装甲の展開などは某社のMGシリーズでおなじみですが今後のコトブキヤさんの展開が楽しみです。
今までのコトブキヤを知っている方にも”進歩”を感じていただける、そんなキットです。
余談になりますが、公式では
メカニカルベース3の使用が推奨されていますが
figma付属のスタンド及び
ロボット魂のスタンドがそのまま使用可能なのでお好みで。
直立は可能ですがやはりスタンドを使ったほうが映えますね。