望蜀の下界編が佳境に入りました。この後はクライマックスにあたる冥夜の説得シーンから月詠中尉と沙霧大尉の死合まで、怒濤のごとき見せ場が続きます。同じく国を憂い、人類の未来を信じるが故にあえて違う道を歩む人々の心情、どんな描写となるのでしょうか。
さて、原作(ゲーム)は白銀の主観と目線で描かれます。ということは、彼がいなければどんな重要な事がどこかであったとしても私達も通常それを知り得ないと言うことなのです。が、そこはコミックというフォーマット。欲しい所に最高のシーンが話のラインを更に盛りあげるようにとても効果的に挿入されています。しかもそこが心に響きまくる。伊隅ヴァルキリーズ、在りし日の姿を見、涙がちょちょ切れました。
自分が知らなくても、いつかどこかで誰かが頑張っている。こう思うと、何というか、少し元気が出る気がしますなぁ。
まだ見ぬこの先と、いまだ(ゲ−ムでも)知らぬどこかの、誰かの物語。何巻になっても構いません。私達の知らないオルタの光景を、この世界の歴史を最後まで見せて下さい。