古典というととっつきにくい印象があるけれど、そんな心配は杞憂でした。
マハーバーラタの中で、最も切ない愛の物語と言われているらしい、この作品は、恋愛物語としてさらっと読めました。
後ろに、訳注や、解説が載っていて、初心者にも、この物語の意味合いがわかるように、わかりやすく物語のあらすじと、解説が載っています。
そこを読んでから読み始めても十分楽しいです。
ダマヤンティー姫が一途に夫ナラ王を思い続ける一途さに胸を打たれます。
本当に、切ない恋の物語だけれど、最後がハッピーエンドなのでほっとします。
また、訳文は難しい単語もあるけど、平易になるように書かれているので、読み進めるのが苦痛ということはありませんでしたが、何度か辞書を引きました。
これを機会に、マハーバーラタ全文読破にも挑戦したいと思わせてくれるきっかけになる作品でした。