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マハン海上権力史論(新装版)
 
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マハン海上権力史論(新装版) [単行本]

アルフレッド・T・マハン , 北村謙一
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

名参謀秋山真之が師事した海軍戦略の最重要文献。 軍事活動の分野だけでなく、平和時の通商・海運活動をも含めた広義のシーパワー理論を構築したマハンの代表著作。アメリカ一国にとどまらず、現在に至るまで列強各国の指導者に多大な影響与え続ける、古典的名著!

内容(「BOOK」データベースより)

クラウゼヴィッツ『戦争論』、リデル・ハート『戦略論』とならび、1890年の刊行以来、世界の海軍戦略に決定的な影響を与えてきた不朽の名著。平和時の通商・海軍活動も含めた広義の「シーパワー理論」を構築したマハンの代表的著作。

登録情報

  • 単行本: 330ページ
  • 出版社: 原書房 (2008/6/9)
  • ISBN-10: 4562041641
  • ISBN-13: 978-4562041640
  • 発売日: 2008/6/9
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 252,822位 (本のベストセラーを見る)
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By じゃが〜 トップ500レビュアー
形式:単行本
 アルフレッド=マハン(1840-1914)は、アメリカ海軍軍人にして、地政学の2大潮流の1つ「シーパワー」の概念を生み出した人物である。シーパワーとは世界情勢に大きな影響を与える要素として海に主眼を置く考え方である。極論すれば、海を制するものが世界を制する、である。

 シーパワーは、海上戦史を研究・講義する中で生まれ、本書「海上権力史論(邦題)」(1890年)で世界的に注目された。その影響はパナマ運河開通後のアメリカ、日本海軍、イギリス、旧ソ連などへと受け継がれ、現代でもチャイナ、ロシアが強力に推進しようとしている海洋政策の元になっている。

 シーパワーは平時における海上通商(経済)と、そのシーレーンを安全に保つ海軍力で構成される。海軍の存在意義とは海上通商の保護のためであるとマハンは言う。シーパワーを保持するためには、戦略的に本国の態勢・生産地と消費地を結ぶシーレーン・シーレーン途中の(補給)基地の3つが必要であるとする論は現在においてますます重要性を増している。

 マハンの地政学が誤解を招きやすいのは、日本で出版された際に、翻訳に日本海軍が絡んでいたことや、本書の原題「歴史に及ぼしたシーパワーの影響」のタイトルを大幅に変え、軍備拡張の世論形成に利用したものによるものだろう。本書を読んでも、海軍力を増強して侵略戦争を起こすなどとは一言も述べていない。

 本書は1660年からのイギリスとフランスの度重なる戦争から1783年のアメリカ独立戦争までのシーパワーを分析しているため、時代背景が分からないと読みにくい。第1章の戦略論を検証するために、第2章以降の戦略分析があるという構成のため、第1章だけ読んでも概略は把握できるだろう。
 古典ではあるが、マハン自身も戦術は技術の発展によって、戦略よりも迅速に変化することを敢えて記述している。この本で海戦の戦術が分かるというものではない。戦術については、過去の戦史を真摯に振り返り、現在の技術と彼我分析により決定されるものであるのだろう。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 この本は、アメリカなどの軍事戦略に大きな影響を与えた本です。
 主に、ナポレオン期のイギリスの軍事戦略史をたどり、海洋の支配こそ、軍事上の決勝点であることを解いています。
 海洋を支配することにより、物品の流通経路を確保や戦力の供給など、戦略上優位にたつとしたものです。
 ただ、本書は、難解な部分も多く、意訳とは言え、難度が高い本です。
 さらに意訳を進め、趣旨だけわかる本を読んだ方がいいかもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
キッズレビュー
形式:単行本
本書にたどり着かれる方は少なくとも何らかの方法で『シーパワー』についての概説、解説、説明本を読まれた方だと思います。かかる方にはシーパワーについての古典である本書を紐解くのは必須となります。曰く、文体が重厚で難しい、歴史から説いていくので読みにくいというものが注意事項の最も主なものです。これらの注意事項は当然であるものの軍事が経験科学であり、かつ専門的な学者ではない人間が書いたものであるという2点で止むを得ないものでしょう。あくまで19世紀後半の軍人が読んで読みやすいであろう物ですから、われわれには難しいのも仕方がないことなのです。ただ、アマゾンで本書にたどり着かれている方は少なくともガイド本片手に本書を読むということは必要ないと思います。ガイドは十分認識されています。いきなり本書と格闘されても問題ないです。
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