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マノン・レスコー (新潮文庫)
 
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マノン・レスコー (新潮文庫) [文庫]

アベ・プレヴォー , 青柳 瑞穂
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

自分を愛した男にはさまざまな罪を重ねさせ、自らは不貞と浪費の限りを尽してもなお、汚れを知らない少女のように可憐な娼婦マノン。

登録情報

  • 文庫: 302ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (2004/06)
  • ISBN-10: 410200601X
  • ISBN-13: 978-4102006016
  • 発売日: 2004/06
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 79,566位 (本のベストセラーを見る)
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33 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By pic3000
姿はこの世のものとは思えないほど美しく可憐ながらも、ぜいたくでふしだらで、金のためなら平気で
男を裏切る娼婦マノン。下層階級の出で、その言動も上品とはとてもいえない。今でこそこういうヒロイン像は
ありふれているが、このプレヴォーのマノン・レスコーこそ、こういった悪女?ヒロイン第一号だったらしい。

だが、この作品のすごいところは、そこまで汚れた女を描きながらも、その女、つまりマノンが卑しく下劣な
最低女に見えないところ。
それどころか、彼女は彼女なりに貴公子グリューを愛しており、その裏切りや分別のない行動の中には
悪意がなく、無邪気な可愛らしさ、いやほとんど純粋ささえ感じる。

グリューは財産や地位や名誉全てをマノンのために投げ出す。馬鹿です。…だけど、これが恋なんですね。
そういう恋をしたことのある幸運な人は、最後の結末に涙すること間違いなし。

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20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
娼婦を愛した青年の物語。同じような設定の「椿姫」の方が有名ですが、この作品の方が先に書かれていて、「椿姫」の中でも引用されていたりします。恐らくデュマさんは、この作品のオマージュものとして「椿姫」を書かれたのではないでしょうか? ただし、ストーリーや登場人物の設定は、かなり異なり。。。というか、まったく逆のお話になっています。

ヒロインが個性的で、ストーリー(泣かせどころ?)も「椿姫」ほど分かり易くありませんが、主人公の想いは読んでいて息苦しくなってくる程で、恋愛小説として古典的名作と言われるだけのものは持っていると思います。

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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
自宅にあった昭和48年発行の紙が茶色くなった新潮文庫で読んだ。
家柄、財力、知性に恵まれた青年グリュウが、マノンと出会い、恋のためにすべてを犠牲にして、罪までも重ねてしまう狂おしい恋物語。しかし、グリュウには、家柄や実家の財力により、必ず自分を支援する人が存在することを疑わない甘えが見え隠れする。実際に、チベルジュという真面目な親友が彼を救い、支え続ける。
200年以上も世界中で読み継がれているのは、このような狂おしい恋をしてみたい男心によるのか。それとも、自らもマノンと化し、男を狂わせたい女の憧れか。
青柳瑞穂の翻訳は、美しい日本語で、しかも平易で読みやすい。
プッチーニ作のオペラもぜひ観てみたい。
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