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マネーロンダリング・ビジネス
 
 

マネーロンダリング・ビジネス [単行本]

志摩 峻
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,785 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

定年後に小説に取り組み、60代で経済小説大賞を受賞した著者が、海外赴任時の経験を下敷きにエンタテインメントに仕上げた経済ミステリ。安易な海外企業買収をしてマネジメントのできない日本企業、派遣労働者の犠牲の上に労働保険を巧妙に操作して私腹を肥やし、マネーロンダリングを行なう輩を追及する。

内容(「BOOK」データベースより)

赤字の海外子会社に赴いた損保マンが、不透明なカネの流れを追う中で知った“悪の構図”とは…。

登録情報

  • 単行本: 417ページ
  • 出版社: ダイヤモンド社 (2009/3/6)
  • ISBN-10: 4478007896
  • ISBN-13: 978-4478007891
  • 発売日: 2009/3/6
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 456,352位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
我々サラリーマンが恐怖を感じるのはグロテスクな殺人風景の描写ではなく、オフィスで実際に読む淡白な報告書なのかもしれません。本書ではいくつかの殺人風景が非常に淡白な報告書のように表現されています。サラリーマンを恐怖に陥れる新たなミステリー技法と言えるかもしれません。現実の凄味というか、所謂ハードボイルド小説で人が殺されるシーンとは異なる、自分のすぐ側で実際に起こった事件のような恐怖を感じさせられます。

労災保険を用いたマネーロンダリング手法は損害保険業界の人にとっては常套手段として知られているのかもしれませんが、銀行業界に勤めていた私にとっては新鮮でした。確かにケイマンに再保険引受会社を設立すれば非常に美しいスキームが描けます。小説から仕事上の新たな知見が得られるのは久しぶりです。

一方、本書の内容が難解でわかりにくいとの意見もあるようです。確かに一般的な経済小説がくどいほど背景を説明しているのに対し、本書での背景説明は簡略ですから金融業界外の方には不親切と感じられる部分があるかもしれません。ただ、説明が不十分というわけではありませんので、良く内容を読み返してみればわかるのではないかと思います。ありがたいことに著者の文章は東大卒エリートの特徴、即ち、網羅性と必要十分性は必ず確保する傾向がありますので、必要最低限の知識は本書のなかでも得られます。勿論、業界人は無駄な説明が省かれたスピード感のあるストーリー展開を楽しめるのでお得ですね。そういえば、金融業に勤めていて良かったと思える経済小説を読んだのも久しぶりです。

いずれにしても大変面白い作品なので、是非ともご一読されることをお薦めします。専門分野の難解さは推理小説を読んでいる気分にでもなって、金融業界の裏を暴きだす楽しみとされても良いのではないでしょうか。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
キッズレビュー
形式:単行本
タイトルから私は、橘玲さんの「マネーロンダリング」を連想し、様々なマネーロンダリングが書かれている
本だと思ったが、マネーロンダリングについて書いてあるのは、保険についてだけであって、少し思ったのと
かってが違った。しかし、サスペンス小説としては、可也面白く、良く出来ている作品だと思った。私は、著者の
「ザ・リコール」も読んだが当作品の方が面白いし、良い作品だと思った。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
新聞紙面で紹介していたので興味を持ち、読んでみた。
一気に読ませるストーリー展開の面白さと書いてあったが、当たっていると思った。

ただ、米国を舞台にしているので、登場人物や会社名にやたら横文字が多く、なかなか名前を覚えられず苦労した。
それに専門用語が多いので、ビギナーにはハードルが高かった。
経済部分は80%くらいの理解だったが、主人公と黒幕の神経戦はエキサイティングで、存分に楽しめた。
もう一度読み返してみようと思う。

ただ難点を言えば、ストーリーは偶然に頼りすぎ、ややご都合主義と感じられる箇所があった。
また、玉虫色の決着は納得がいかない。
いかにも日本の企業のやりそうなことで、リアルさはあると思ったが、きちんと落とし前をつけた上で終わらせて欲しかった。

著者の出世作である「ザ・リコール」も読んでみたくなった。
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