最後の「恐竜(パイオニア)は死んで養分になるべき」というのはこの漫画自体にも当てはまる。
起業漫画としてやるべきことはすべてやり、これ以降続けても島耕作やドラゴンボールみたいに無限インフレに入るだけだからだ。
異業種の会社を買い取り、そこを育てて大グループに、そして井川の元居た会社を倒して最後は神様(会長)と対決だ!みたいな話もやろうと思えば出来たろうが、当初短期連載の予定だったエンゼルバンクが結構人気が出てきたので、そっちでやることになった。そのためにはマネーの拳を終わらせる必要があった。それがこの巻のちょっと駆け足気味の展開に現れているように思える。
とはいえ、井川をぎゃふんと言わせて終わり、みたいな決着ではなく、永遠に戦い続けるみたいな決着は現実的でいいなと思った。