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マネーの動きで読み解く外国為替の実際
 
 

マネーの動きで読み解く外国為替の実際 [単行本]

国際通貨研究所
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ミスター円 榊原英資教授、推薦!
「為替相場の本質を理解するための必読の書。
入門者から経済通まで、これ一冊で為替の世界が見えてくる!」
米国のサブプライム危機をきっかけに円は一気に急騰した。しかしこれは特別なことではない。投資家が金利格差に誘引されて、高金利外貨買い・低金利円売りのブームが破裂したに過ぎない。これは過去にいくらでも繰り返してきたことなのだ。
外貨投資、FXは悪いことではなく、ある程度リスクも予見できる。問題は、投資家自身が判断基準をもっていないことだ。外貨投資をこれからしてみようという初心者、またもう少し知識がほしいという中級者にとって、この書は絶好のテキストとなるだろう。

登録情報

  • 単行本: 237ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2007/10)
  • ISBN-10: 4569694829
  • ISBN-13: 978-4569694825
  • 発売日: 2007/10
  • 商品の寸法: 20.8 x 15 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 350,157位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 FX業者の甘言にだまされないために, 2008/2/23
レビュー対象商品: マネーの動きで読み解く外国為替の実際 (単行本)
詳しい解説は他のレビューを参考にしていただくとして
この本を読めば、FX業者がよく言う
「世界経済における日本のプレゼンスは今後低下するから
長期的には円安になるのは間違いない」などといった
一見もっともらしい説明に言い含められることはなくなるでしょう。

そもそも為替取引はプロの金融マンにとっても
株式や利子よりも難しくて予測が困難と考えられているものなのです。
その意味で本書は博打的な投機としてでなく、
投資として外為取引にかかわりたい人にとっては格好の入門書といえるでしょう。

また、本書で言及されている「降水確率ゼロ予報が土砂降りをもたらす?」
という相場の本質を知っておけば、
日本のバブル時代に土地は絶対に上がる、
また近年のアメリカで不動産は上がり続けるといった風潮が
いかに怪しいものであるかわかるようになると思います。
今後もこうしたことは必ず世界のどこかで形を変えて繰り返されるでしょうから。

4章、5章で各国の外為相場の歴史が分析されていますが、
これも単なる歴史を振り返っているのではなく、
例えば日本が固定相場制から変動相場制へ移行した状況を知っておけば
中国など現在固定相場制の国が今後どういった展開を見せるか
ということの指針になるという点で
将来の予測に大きな助けとなってくれるでしょう。
そういう意味では歴史は繰り返すのです。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 いわゆるマネー本とは一線を画す内容には星5つ, 2007/12/5
レビュー対象商品: マネーの動きで読み解く外国為替の実際 (単行本)
最近のマネー本がいかに儲けるかということに拘泥しがちになる中であえてそういう点には一切触れない潔さがこの本を際立たせていると思う。第一章は今更といえる内容であるが、忘れがちな基礎を改めて教えてくれる。二章以降は、相場の大局観の重要性をときつつ、その大局観を忘れて相場に踊らされると足元をすくわれる過去の事例をわかりやすく解説してある。帯にもあるように初心者でも経済通でも外国為替についてその奥深さを教えてくれる良書であろう。
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8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 わかりやすく外国為替の最前線を紹介, 2008/1/9
レビュー対象商品: マネーの動きで読み解く外国為替の実際 (単行本)
皆様
 国際通貨研究所編『マネーの動きで読み解く外国為替の実際』(PHP研究所、2007年)は、経済理論からではなく、具体的な仕組みと数値例を駆使して作られた外国為替の最近の状況を知る上で欠かせない一冊です。
 第1章は外国為替取引とは何かを説明する入門篇ですが、ディーリングルームが近年、人工知能のアルゴリズム・トレーディングの割合が増えていますが、ディーラーたちとのバトルが繰り広げられている点に言及しています。
 第2章では相場変動に関するもので、この章が本書のオリジナルな論点で、最大のセールスポイントです。まず、経常収支説を経常収支黒字=資本収支赤字だから総合収支はゼロであり、経常収支説を斥けます。つぎにアセット・アプローチを為替相場が期待収益率が等しくなるように決まる説と捉え、インフレ率で決まる購買力平価説と同列に捉えます。ここがキーポイントです。
 そこから金利裁定取引の話と、長期的な為替相場がインフレ率を勘案すれば実質利子率は等しくなる、という話が展開されます。それを受けて、近年の円安が、一般には金利差要因で説明されているけれど、実はそれは誤りで、個人の外貨建て資産への資産シフトと機関投資家などの円キャリー・トレードによるものだと説明されます。
 そのあと第3章でForwardについて、Optionについて、Swapについて、Futureについて、FXについて、円売りキャリートレードについて、わかりやすい説明が加えられます。
 第4章では明治から平成までの日本の外国為替相場の説明がなされ、第5章では、国際金融政策のトリレンマを「不可能なトライアングル」と訳して説明した後、アルゼンチン危機、アジア通貨危機、ユーロの誕生、アジア通貨の未来、アメリカの基軸通貨ドルのサスティナビリティに言及しています。
 そこで各国の実質利子率は同じだとする説の当否が問題です。たしかに中長期的にはそれは当てはまります。しかし、ポジションを持つ人たちは、やはり名目金利差を中心に動いているわけで、外貨建て資産への資産シフトも、円キャリートレードもそれを利用しています。その意味ではやはり金利差要因は大事です。また経常収支要因も、たしかに事後的には総合収支はゼロになりますが、実需筋では依然重要な意味を持ちます。
 アセットアプローチを前提にしたわかりやすい本だと思うのですが、私にはまだ従来のファンダメンタルズを重視するアセットアプローチのほうが現実に近いように感じられます。
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