上巻(134巻)のマニ36に続き、下巻(135巻)はマニ35(46両)・マニ37(42両)のバリーションについて解説。種車等により、マニ35は8バリエーション、マニ37は9バリエーションの図と写真を掲載、全バリーションを網羅と豪語。いやこれは豪語でなく本当にすごいこと。どんな実車も本誌を見ながらならモデル化可能とみた。特に、片デッキのスロから改造された片デッキのままの荷物車とされた図と写真は貴重。模型でもぜひ作ってみたくなる。
ただ、残念なのは車掌室が特徴的なスハニ35改造のマニ35の室内平面図がなく、これだけは画竜点睛を欠く。まぁ上巻には、スハニ35改造のマニ36とマニ35の比較のため、両形式の車掌室付近だけのカット図があることはあるのだが。
本シリーズで取り上げるマニ35・36・37の3形式から、計32両が後に救援車に改造されている。下巻後半ではこれらの救援車も詳しく解説、1両を除く31両の写真を掲載。このあたりはもうまさに藤田氏の独壇場。
また、スハ44他を改造する予定だったマニ36の未成改造車3種の図面もあり、これも興味深い。
追記
著者による荷物車シリーズの続巻
マニ60・61形 スユニ60・61形が出た。こちらも上下2分冊である。