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今回紹介する本は、五つの短編をまとめたものなのだが、僕にしては珍しく頭からシッポまでサラサラサラリと読み終えてしまった。面白かった。
五編ともに共通しているのは、主人公が比較的大きな企業の中間管理職であること、妻は専業主婦であること、思春期以上の子どもがいること。ドラマの主舞台は常に職場なのだが、それに家庭という裏舞台での出来事がサブストーリーとして重なり、まったく別の事柄に思えた二つの場面でのトラブルがどこかで見事にオーバーラップされてくる。うまいものだと思う。
主舞台で生まれるドラマとは、独身女子社員への課長のやるせない恋であったり、総務部に異動したエリート営業マンの総務伝統の悪習との闘いであったり、ヨーロッパ帰りの女性部長と部次長との軋轢であったりする。裏舞台では、長男が大学に行かずにダンサーになりたいと言い出したり、エコロジストの妻がドイツに見学ツアーに行くと言い出したり、実家の老父が生きがいにしていた家庭菜園が閉鎖されたり…。
文章のタッチは軽快でユーモラスですらあるのだが、生起する出来事についての描写は実にもってナマナマしく、それぞれの事柄の持つ重さが伝わってくる。
僕自身は会社勤めの経験はない。だが、おそらくこのドラマの中に、ほぼ等身大の中間管理職像があるに違いないと思う。世の中の中間管理職はこんなことを考え、悩んでいたのか…といった感じだろうか。おそらくビジネスマンはもっと面白くこの本を読むに違いない。深いワケはないが、一読をお勧めする。
(弁護士 木村晋介)
(日経ベンチャー 2003/02/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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