ゼロクロイツ第8巻。この巻で、対虹戦は終りを迎えます。しかし、まだ物語は続きます。
本編でもでてくる「あの存在」がとうとう復活します。そのためかなり悲壮感がただようような所があります。
しかし、それだけではない。熱い。そして何より面白い。土塚理弘先生の作品の凄さを改めて実感しました。
本編のマテリアル・パズルの絵で、かなりの批判を浴びつつもガンガンの隠れた主力にまで登りつめたのは、なにより物語が優れていたからだと
思います(後半になると、絵もだいぶ変わりましたが)。
そして、その素晴らしいストーリーに吉岡先生の可愛くカッコイイ絵。まさに鬼に金棒という感じです
(余談ですが吉岡先生がヤングガンガンでコミカライズ?の連載を始めたらしいですね。吉岡先生のオリジナルの作品もそのうち見てみたいです)
ゼロクロイツはそれ単体でも十分楽しめる作品です。でも本編を見ている人が、より楽しめるような工夫を数多くしています。
「この魔法をここで使うのか!」というようなドキドキ、ワクワクするような展開に持っていくのが本当に凄いと思います。
この巻でも、本編に出てきたある魔法・存在など、本編につながる布石が幾つか登場します。ただこういうのを見ると、
「とうとう終わりがくるんだなぁ」と少し寂しくもなったりしますが・・・
また、この巻のメルパトラが凄く可愛い(そしてエロ成分も)!吉岡先生の絵が生きてますね。
あと個人的にはラスト付近のナツメが凄くかっこ良くて惚れそうです。ペルジ達以外の三十士にも活躍の場が残っているようで嬉しいです。
ゼロクロイツも終わりが近くなってきましたが、ストーリーが失速することなくむしろ加速しています。
メルパトラが、ペルジが、シュウガが、三十士達がどのような結末を迎えるのか。楽しみで仕方ありません。
文句なしの満点です。