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マッハとニーチェ―世紀転換期思想史
 
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マッハとニーチェ―世紀転換期思想史 [単行本]

木田 元
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

マッハとニーチェという、まったく交流もなく分野も異なる二人の思想家の共通点を指摘、彼らを二つの焦点にして、十九世紀後半から二十世紀前半にかけての思想の景色を綴る。『大航海』連載に大幅な加筆改稿を施す。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

木田 元
1928年、山形県生まれ。哲学者。53年、東北大学文学部卒業。中央大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 361ページ
  • 出版社: 新書館 (2002/01)
  • ISBN-10: 4403230938
  • ISBN-13: 978-4403230936
  • 発売日: 2002/01
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.6 x 2.8 cm
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マッハ再考 2008/8/31
形式:単行本
「<原因>と<結果>は・・・便宜的な虚構として用いるべき・・・われわれだけが原因、
・・・法則、・・・根拠、目的などというものをでっちあげたのだ(ニーチェ著『善悪の彼岸』)」

「(マッハが)<現象学>という言葉を使ったというのは、
 これまで真の実在である物自体に対して「単なる現象」と蔑視されてきたこの感性界をこそ究極の実在として、
 そこに居なおろうとする一種の決意表明」
「科学の仕事が・・・現象の記述、それも便宜的な記述ということになると、その記述に真偽の区別はなく、
 あるのはそれがどれだけ経済的におこなわれているかの違いだけである<思考経済説>」

「思考の経済、つまり事実の経済的記述、これが科学の本質的な課題である(マッハ著『感覚の分析』)」

「実体的な意味での物体も自我もすべて解消され、
 残るのは感性的諸要素がたがいに函数的に依属しあい連関しあいながら現われ、
 絶えず離合集散を繰りかえしている一元的世界、つまり<現象>の世界だけである。
 それは<物体>と呼ばれうるような複合体も現われるし、
 <自我>と呼ばれうるような複合体も現われうるような両義的な世界である。
 これらの複合体も比較的安定して持続するというだけで、絶対的な恒常性をもつものではない。
 この世界には、そうした絶対的な恒常性をもつようなものはなに一つない・・・
 経験に起源をもち、そこから生成してきたものなのである」
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