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マックス・ヴェーバー入門 (岩波新書)
 
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マックス・ヴェーバー入門 (岩波新書) [新書]

山之内 靖
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 840 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

いまヴェーバーはどう読まれるべきなのか.従来無視されてきたニーチェとの親縁性を明らかにし,ヴェーバー社会学の方法を解きほぐしながら,西欧の合理化過程が生みだした近代社会に根本的批判の目をむけ,知の不確実性を正面から見据えたヴェーバーの根本思想を浮き彫りにする.ヴェーバー像のラディカルな書き換えを迫る本格的入門書.

内容(「BOOK」データベースより)

いまヴェーバーはどう読まれるべきなのか。従来無視されてきたニーチェとの親縁性を明らかにし、ヴェーバー社会学の方法を解きほぐしながら、近代社会に根源的批判の目をむけ知の不確実性を見すえたヴェーバーの姿を浮き彫りにする。通説にラディカルな書き換えを迫る本格的入門書であり、同時にまたとない社会科学入門の書でもある。

登録情報

  • 新書: 248ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1997/5/20)
  • ISBN-10: 4004305039
  • ISBN-13: 978-4004305033
  • 発売日: 1997/5/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 古本屋A トップ1000レビュアー
形式:新書
従来の「ウェーバー学」の呪縛から逃れている名著。何よりも数多ある「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」の解説本の中で、唯一、著者の「言葉」で縦横に語ってくれるのが本書。晦渋で読者のことを考えないウェーバーのあの文体ではなく、本書の著者の易しい言葉で語ってくれる。本書の特徴は、ニーチェの影響を強調し、また、ウェーバーが生涯かけて「キリスト教世界」の精神的な呪縛から解き放たれていく姿を指摘することだ。ウェーバーの諸著作の根底には、「西欧中心主義」などはなく、またそれを支えるキリスト教精神文化の無意識の支持などもない、もっと開かれた相対性があると言うことだろう。そしてウェーバーのこうした「脱却」はニーチェの影響と「神経症」との葛藤によるものだとしている。同意したいが、留保が付く。ニーチェの影響はあったのだと思うが「影響」という言葉は注意深く使いたい。人は共感しても影響はなかなかされないものだ。ニーチェの影響に就いては、控えめにみたいと思う。「病気」の問題は、多くの解説者が記すが、具体的な内実がわからず、本書でも上手くフォローできているとは思わない。「古代農業事情」を軸にマイアーとの関係からウェーバーの視座の展開(より開かれた相対性)の説明は、類書が無く見事だった。フーコーとの類似性は、「意図せぬ歴史の展開」という点では、分からないでもないが、やはり対立点が多いと思い同意できない。行為を「理解する」ことがウェーバー社会学の根幹だが、フーコーの思想では、そうして理解したつもりでも、「知の考古学」によって過去の人が現代人とは異なる概念のセリーに生きているのが垣間見られるとき、当初の「行為の理解」は、「誤解」であることが発覚するからだ。
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39 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
師に反逆! 2004/9/1
形式:新書
この10年で、岩波新書としては、最高の傑作であると
言って間違いないでしょう。なにせ、これまでの定説(大塚
久雄以来の解釈)を覆したのでしたから。
 学問の先端にいる人間が専門外の人にその苦闘を分かってもらう
ように書く、という姿勢が貫かれている点がすばらしい。
 著者・山之内さんは、

大塚久雄の教え子である。「あえて子とをなさんとする弟子は、
師に反逆す」の言葉通り、ある意味では、最高の批判的継承
とも捉えることができる。
 山之内さんの問題意識は、ウェーバーで止まらず、ある雑誌で
京大の大澤さんとの手紙のやり取りで、
「本当は最後のところ(フォイエルバッハの受苦的存在と現代と

の関連)が一番言いたいところ」と言っていました。ある種、
凄いなあ、と思いました。これだけのウェーバー解釈の目的は、
さらに先、これは準備にしか過ぎない、という印象さえ、持ち
ました。
 近年すっかり忘れられ、見捨てられているとさえ思われる
社会科学かくあるべき、の姿勢を見せて頂いた、そんな感想
です。

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42 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 簿記受験生 殿堂入りレビュアー
形式:新書
マックス・ヴェーバーの人間と仕事に正確な理解を得る好著。下のレビュアーの森さんも指摘されていますが、この本を読めば、いかに彼の学説がに日本で誤読、否、都合のよいように曲解されてきたことが分かります。

そもそもヴェーバーがプロテスタンティズムを研究した契機は、ニーチェに深い影響を受けたギリシャ精神への深い共感とキリスト教に対する激しい嫌悪感だということが明らかにされています。西欧が資本主義化したのはプロテスタンティズムが原因であると認識したのは間違いではないです。が、彼がこの現象を、これまでのヴェーバー読みの日本人が思っているような積極的なものと評価されておらず、むしろ否定的、非人間的、病的なものであると捉えていたことを、山之内氏は、正当にも指摘しています。

父親と対立し、激しい神経衰弱に陥り、大学の仕事も研究もできなくなるほどのスランプに陥る彼が力強く立ち直り、後の偉大な業績を生み出していく人間的成長過程にもページが割かれ、何か勇気付けられるものがあります。

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たまたま自分が外資系の会社にいて、本国(イギリス)が常々要求してくる極端な合理化に対して辟易していたところに、現在の世界的な景気後退という事態が起こり、一つ資本主... 続きを読む
投稿日: 2009/1/11 投稿者: かる
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投稿日: 2008/9/23 投稿者: 石岡岩石
入門書としてはつまらない
ウェーバー学問の概要を捉えたいと思い本著を手に取ったのですが、私のような初学者をターゲットにしたいわゆる『入門書』ではありません。内容は正統派ウェーバー解釈:著者... 続きを読む
投稿日: 2007/10/13 投稿者: あっちゃまん
評価は難しい。
大塚氏などの従来のウェーバー解釈に真っ向から異論を唱えるラディカルな一冊。ただ、社会学的背景に通暁しておらず、従来ウェーバーという思想家がどのように解釈されてきた... 続きを読む
投稿日: 2005/11/29 投稿者: g-head
ニーチェ・ファンにも勧めたい
著者の「ニーチェとヴェーバー」や雑誌「現代思想」98年11月臨時増刊の「ニーチェ特集」の文章から本書に至りました。ニーチェはヨーロッパの危機(ある意味での『没落』... 続きを読む
投稿日: 2005/7/6 投稿者: らんどく丸
「近代」批判者としてのウェーバー
... 続きを読む
投稿日: 2004/5/9 投稿者: tosihiro4
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