本書で解説されているものは【人を動かす技術】。「美しいプレゼン資料の作り方」「流暢な話し方」ではない。プレゼンテーションの究極的な目的は「提案を行ない、聞き手に提案を実行するように説得する」ことである以上、「美しさ」や「流暢さ」はあくまで『おまけ』である。本書はこうした考えのもと、「いかにプレゼンテーション全体をプロデュースするか」「提案をいかに実行してもらうか」という視点から執筆されている。資料・チャートの作り方や論理的な説得方法はもちろんのこと、「聞き手の分析」「聞き手をイライラさせない時間配分」「論理的に説明しても納得しない相手に対する対処法」「機材の効果的な使い方」「リハーサルのやり方」など、即実践に役に立つプレゼン・プロデュース術が解説されている。 本書の姉妹編として、資料・チャートの作成方法を徹底的に解説した『マッキンゼー流 図解の技術』が発売されている。併せて読めば、プレゼンテーションや会議での発表に自信がつくことは、間違いない。
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記載表現について:
アメリカ人特有の言葉使い(ユーモアやアナロジーの使い方)がそのまま訳されていて、抵抗感を感じる人も多いのではないだろうか。例えば、英語では”難解で複雑なもの”を表現する言葉としてrocket scienceという言葉が使われるがそのまま”ロケット科学”として訳されていて英語表現に精通していないと違和感を感じるはずだ。これは訳者の責任が大きいと思うが、英語に抵抗がない方には原著を勧めたい。
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