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マタンゴ―最後の逆襲 (角川ホラー文庫)
 
 

マタンゴ―最後の逆襲 (角川ホラー文庫) [文庫]

吉村 達也
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

富士山麓の樹海の奥深く、大型ヨットが浮かび、亡霊がさまよっている―その「都市伝説」を確かめようと訪れた五人の男子学生と二人の女子高生を包み込む極彩色の胞子の霧。そして現れたキノコの怪物!十年後―悪夢を忘れ、女優、作家、キャスター、刑事、実業家、細菌学者、宇宙飛行士として活躍する彼らのうち、四人の身体に異変が。十年の潜伏期間を経て、肉体がキノコに変身しはじめたのだ!その裏には国際バイオテロ計画が。伝説のマタンゴが、半世紀ぶりに蘇る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

吉村 達也
1952年生まれ。ニッポン放送、扶桑社を経て90年より専業作家。朝比奈耕作、氷室想介、烏丸ひろみ、志垣警部といった人気シリーズのほか一連のホラー作品が大人気。ミステリーとホラーを作品の主軸として両立させる数少ない作家のひとり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 590ページ
  • 出版社: 角川書店 (2008/1/25)
  • ISBN-10: 4041789877
  • ISBN-13: 978-4041789872
  • 発売日: 2008/1/25
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
通勤帰りの電車の中吊り広告で本書のタイトルを見た途端、まんまとロックオンされて買ってしまった。刊行されて間もないのによく売れているようで、同好の士が多いのだなぁとうれしくなる。
云わずと知れた東宝怪奇映画の傑作『マタンゴ』に材を取った後日譚的小説である。当然ながらマタンゴの正体が最初から割れているので、「謎」で物語を引っ張ることが出来ず、怪奇ムードがないのは致し方ないところだが、尺の都合か映画で語られなかったマタンゴ誕生の秘密に迫っているのが◎。映画で小泉博が演じたヨットのスキッパー役・作田を登場させて原典の世界との継続性をしっかり確保しているのも芸が細かい。総じて「なかなかよく出来てる」と申し上げたい。
昨年末に映画版の原作(というか素材)になったW.H.ホジスンの『夜の声』(創元推理文庫)も目出度く復刊されたことだし、ここは一つ長らく品切れ状態となっている『怪獣文学大全』(河出文庫)も是非復刊させて欲しい。こちらには正真正銘の映画原作と云ってよい福島正実版『マタンゴ』が収録されており、マニア必読の書!
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yxy9011 VINE™ メンバー
形式:文庫
言わずと知れた東宝特撮映画の逸品「マタンゴ」。その後日譚です。
「あの名作の後日譚なんて蛇足もいいとこだろ」と、斜に構えて読み始めましたがなかなかどうして。
怪獣ものの王道や70年代のパニック・陰謀ものなど、東宝アクションエンターテインメント系の要素満載の
楽しい作品となっています。
舞台は2013年。あの“アルバトロス号”が遭難をしてからちょうど50年たった日本。
50年前と同じように7人の男女が、“マタンゴ”の恐怖に怯えることになります。
元素材の設定を活かしつつも、島という閉じられた空間から飛び出し、かなり大規模な展開をしていきます。
オリジナルをリスペクトしたシーンも随所にありますので、読む直前に映画を見直すのも良いかもしれません。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
読み応え充分 2008/3/19
By devidead トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
「マタンゴ」にトラウマを植え付けられた映画ファンの一人である作者が
その世界観を見事に継承する形で描いた傑作と言えます。

「マタンゴ」が凡百のホラー作品と一線を画するのは
醜悪な怪物に襲われる人間の恐怖などという単純な内容ではなく
人間の内に潜むエゴイズムと、その怪物のどちらが真に醜悪なのか?
というテーマを現実として我々に突きつけてくるからに他ならない。
そして映画では絶海の孤島というミクロレベルで描かいたエゴを
本書では国家規模のエゴで描く事で単なる二番煎じに留まらない内容になっています。
(これはマタンゴ=某国の核実験の産物といった設定に着目した作者の着眼点の勝利。
 反面マタンゴの怪奇性は若干、弱まってしまったようですが…。)

強大なエゴの流れに様々な形で関わる事になる7人の男女。
明かされてくる真実。そして最後の後味の悪さ…。
これこそが「マタンゴ」の真骨頂。
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投稿日: 10か月前 投稿者: mutantmogura
映画は見ていませんが
これはこれでとても面白い本です。

大法螺をふいて楽しませるサービス精神にあふれています。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: 山城 花織 
舌にびっしり生えたキノコの描写にはゾッとした
昨年末、衛星放送で十数年ぶりに映画『マタンゴ』を見たのを切っ掛けに
本書のことを知り、作者の最高傑作と評されていたりするところから... 続きを読む
投稿日: 2010/1/22 投稿者: マサムネ
映画「マタンゴ」が好きなら楽しめる
私は読む前にDVDを再見しましたが、これが正解。
映画の続編であり、映画の設定からの引用も少なくないので、... 続きを読む
投稿日: 2008/5/24 投稿者: サコタ・ファダンゴ
作者の思い入れに共感脱帽
小学生の頃に映画「マタンゴ」を見て、怖いというよりも何か別の感想を抱いていました。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/10 投稿者: らんどく丸
ひさしぶりに駄作
題名だけで購入しました。

東宝の特撮映画「マタンゴ」の世界観を引き継いだつもりの、... 続きを読む
投稿日: 2008/3/28 投稿者: まるD
マタンゴに戦慄した往年の子供達よ
願わくば続編を手にとり悪夢を追体験するがよい
それはリアルタイムで映画を観た者の特権である... 続きを読む
投稿日: 2008/3/17 投稿者: LIEBE_75
傑作。映画化希望。
読み応えたっぷり、マタンゴファンは必読。映画で小泉博氏と久保明氏が扮した役の人物が重要な登場人物として出てくるのがうれしいです。
投稿日: 2008/2/22 投稿者: THE GHOST
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