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マタギに育てられたクマ―白神山地のいのちを守って (感動ノンフィクションシリーズ)
 
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マタギに育てられたクマ―白神山地のいのちを守って (感動ノンフィクションシリーズ) (単行本)

金治 直美 (著)
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

青森県鯵ヶ沢の小さな温泉宿「熊の湯温泉」には、熊吉と熊子というツキノワグマのきょうだいがいます。宿のご主人、吉川隆さんは、六百年以上もの長い歴史をほこる大然マタギの子孫。そんな吉川さんが、なぜクマを育てることになったのでしょう。吉川さんの生き方を通して、マタギの精神を伝えます。小学校中学年から。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

金治 直美
埼玉県生まれ。創作児童文学同人誌「さわらび」同人。日本児童文学同人誌「さわらび」同人。日本児童文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 128ページ
  • 出版社: 佼成出版社 (2008/12)
  • ISBN-10: 4333023521
  • ISBN-13: 978-4333023523
  • 発売日: 2008/12
  • 商品の寸法: 21.4 x 14.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon.co.jp ランキング: 本 - 199,056位 (本のベストセラーを見る)

    カテゴリーランキング:

    13539位 ─   > ノンフィクション
    50205位 ─   > 文学・評論
    102549位 ─   > フォーマット別 > 単行本
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5つ星のうち 5.0 母熊を撃った償い, 2009/4/4
By カソ・フーウェイ "カソ" (奈良府) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
今のように高性能な銃が無い時代、近距離で撃たなければ使えない銃に、メインは槍のマタギの頃の職人魂を持った最後の氏の話です。自分の身を守るための知識と経験、クマと熊の住む山への感謝の念と尊敬。精神的に教えられることの多い一冊です。
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5つ星のうち 5.0 山の自然の生命と、恵みを受ける里の人間と, 2009/6/28
【55回(2009年度)青少年読書感想文全国コンクール 小学校高学年の部 課題図書】

メインストーリーは、白神山地(秋田県と青森県の県境)で旅館の経営をしながら
「野生の熊を狩る」伝統を守る男性。ある日仕留めた熊が、母乳したたる母熊で、
「2歳以下の子熊を抱える母熊を仕留めてはいけない」という掟に反してしまった
ことに気付きます。残された子熊、生まれたばかりの2匹を育てるため、旅館に
引き取りますが、その後、一人立ちすべき年齢が近くなり、山に戻そうとしますが
何度でも戻ってきてしまいます。そこで、熊達の生命果てるまで、飼い続ける決心
をしたのでした。
このストーリーの合間に、熊猟の伝統にまつわる知識、資料、昔の狩猟方法などが
紹介されています。

課題図書では例年、区分ごとに、翻訳小説・国内小説・ノンフィクションが選定
されます。この本は、小学校高学年向けの課題図書で、ノンフィクション作品。
「ノンフィクション」とは、史実や記録に基づいて書かれた文章です。

まずは、日本の中にも、こういう伝統がかつて存在し、(銃の使用など、部分的に
近代化されても)何らかの形で残っているのだ、という事実を知ることで、新たな
感動を覚えます。そして、「何らかの形で」の部分、つまり、何が、最も残すべき
伝統の核心部分なのか、何が残っていれば伝統は継承されているといえるのか、と
いう点について、考えさせられます。


ついでに、ありがちな感想。
・子熊、そもそも引き取って良かったのでしょうかね?
 「母熊を殺してしまった場合、どうするべきか」って部分、伝統にあったでしょうか?
・前にも熊を育てたって書いてあったけど、自然に返すのに失敗したのは初めてでしょうかね?
 何で失敗したの、タイミング?
・人間も、しかるべき時期に一人立ちさせないと、一生一緒に暮らさざるを得ないのでは?
・自然に返せないなら、兄妹熊で飼殺しにせず、せめて動物園に委託して、繁殖させて
 種の保存に寄与させるべきじゃないんですかね?
・野生の熊は狩って良くて、育てた熊は殺さないで一生飼うつもりって、どういう理屈なの?
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5つ星のうち 5.0 山の神が里に下りて、田の神になる。, 2009/11/22
白神山地の山中に「熊の湯温泉」がある。そこにツキノワグマが二頭飼われている。
このツキノワグマは、名前のとおりこの温泉の看板熊、人寄せパンダなのか?
もしそうなら、山から野生の小熊を盗ってきて、オリに入れて見世物にしているとはけしからん。
こんな予想が根底から覆るのが、この本だ。
昨今流行のスポーツ登山、百名山ピークハンターなどと対極にあるのが、マタギの世界。
山の神を信仰し、体を清めてから入山する、マタギ達は、山を生産地とか、収奪の対象とは考えていない。
山の富を少しだけ分けて頂き、自分たちの生活の糧にする。この考え方は、アイヌーイヌイットーアフリカの原住民に共通する自然への態度である。
スポーツ登山やピークハンターは、自然を単にアスレチックフィールドとしか見ていない。装備は、ハイテクのゴアテックスやレトルト食品などで、利便性かつ機動性が向上しているが、山での遭難は逆に増えている。
山が根雪になる頃、山の人々は、山で取れた山菜や、御酒をお供えし山の神をお迎えする。この山の神様は、
春になると、里に下りて、田の神となる。里の田んぼは、山からの清水と栄養土によって養われている。この生態学システムを、昔の山村人は、よく理解していたのだ。
ゴアテックスや、山用品の進歩は、入山する登山家やハイカーを不遜にしているといえる。山を畏れ、山を敬い、山を友とする立場を忘れているといえる。
そんな感想だった。

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5つ星のうち 4.0 面白く読ませていただきました
往時のマタギの狩猟の様子。
山の神様への畏敬。
伝統。
自然を守るという考え。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: 温州みかん

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