登録情報
|
松井教授の主張の根幹は、
表現の自由を民主政治の不可欠の前提と位置づけ、
プライバシー権などとの安易な比較考量を戒めるものです。
そのような視点からの判例評釈は説得力があると感じました。
蛇足ですが、本書も取り上げる「週刊文春」問題が報じられた時、
いい機会だから司法は下品な週刊誌を叩いてしまえと思っていました。
いやしくも法学を専攻する者として、
当時の自分の偏狭な視野と思考力は情けない限りです。
憲法改正が現実になりかねない昨今、
9条ばかりでなく、21条の行方にもしっかり関心を持たねばと痛感させられました。
|
|
|