実際的で役にたつ本だと思い、症状に思い当たる人には、
おすすめです。
「適応障害」は比較的新しくストレス疾患と
して命名されたニューフェイスなのだそうです。
例えば、クドクド説教するイヤな教師や上司がいてその人がストレスになり、
それが原因で、学校や職場に行けなくなったりします。
行かなくてもよい(ストレスから遠ざかる)状況になれば病状が消え、
回復するとしたら、「適応障害」の可能性があるそうです。
うつ病や不安障害は、原因となるストレスから遠ざかっても、症状は消えない
のだそうです。
「こうすべき」「こうあるべき」という水準が
高く、能力のあるマジメな人、「良い性格の人」ほどこの病にかかりやすいらしいです。
「適応障害」にならないためには適応するのをやめること
だそうです。ただ、それができたら苦労はないのですが……
「適応障害」は適切に対処すれば完治する病だそうです。
以下は、本書についていたのですが、
中井久夫さんの言う「健康な心」です。
・ 自由に分裂する能力
相手や場所に応じて人格が二重人格どころか、自在に分裂し対応できる
・ 両義性に耐える能力
例、子どもの母親であり同時に男性にとって「女」である
・ 退行し(子どもに戻り)エネルギーを補給する能力
・ 問題を未解決のまま保持する能力
・ いい加減なところで手を打てる能力 他
もし詳しく(正確に)知りたいと思われたら
本性をご参照くださればと思います。
ただ、書物を読むことがクスリのかわりにはなるわけではないので、
強い症状の出ない「適応障害」の軽症(傾向)のうちに読まれると
(病状悪化の)予防、早期回復の役にたつと思います。