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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
結末が全く書き換えられている!,
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レビュー対象商品: マジシャン 完全版 (角川文庫) (文庫)
本書は、これまでの小学館文庫版を書き直したもので、全体的に枝葉を落としスリムにしたのと、ストーリーがかなり書き換えられている。前者では殺人が起こらないが、後者では起こる。そして驚くべきことには、犯人が想像もできない者に換わっているのだ。「催眠」シリーズは「心理学」がベースとなっていたが「マジシャン」シリーズは「マジック」をベースにミステリーが展開される。リンキングリング、フラッシュペーパー、サムチップ、シェルコイン、パーム・・・というマジックの専門用語がごろごろでてきて、マジックが好きな方には嬉しくてしかたがないはずだ。そして冒頭は「目の前でカネが倍になる」という胡散臭い言葉で始まる。オススメの作品だ。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
素晴らしい。愛があるマジック小説,
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レビュー対象商品: マジシャン (小学館文庫) (文庫)
この小説が、マジックに対する愛情に欠けているなどと思うのは、アマチュア奇術愛好家だけでしょう。私はプロを目指して何年かやりましたが、この小説ほどあの「芸能界のなかでも特異かつ、ある意味でとても惨めな職業」をうまく正しく表現している小説はほかにありません。 一般の人には、文章を通じて違うタネ(のあり方)を想像してしまうよう工夫されてもいます。 少女の成長物語として、ヒューマンな物語として、そしてコンゲーム小説として、一流です。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
マジックを題材にした傑作ミステリー,
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レビュー対象商品: マジシャン (小学館文庫) (文庫)
推理小説の世界では、マジシャンはいつも完全犯罪を目指す頭のいい人間として描かれてますが、実際にはトリックはマジックショップで買ってくるだけだし、トリックのパターンもいくつかに分類されるし、プロマジシャンの業界も儲からないし・・・という現実に即した描写のなかで展開される「奇術師VS詐欺師」の物語。刑事と少女の関係もレオンっぽくって上品だし、次々と出てくるマジックの応用業の詐欺トリックのアイディアも興奮させてくれる。殺人が一件も起きないし読後感も爽快。
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