エンターブレイン刊「マジキュー」に掲載・連載していたイラストレーター各氏のイラストを一冊に綴ったイラスト集。
計64名のイラストレーターが計95ページに渡って、全てマジキューの可愛いイラストで覆われており、これほど美麗なイラスト集はなかかなお目にかかれない逸品だ。
表紙・目次部分除き、本題で最初に登場するのは、他ならぬ天広直人の「ワールズエンド」だ。「ワールズエンド」以外にも、天広直人の作画が合計6ページ6種類掲載されており、本書では、CARNELIAN・かわむらやすひとの2氏と同じ最多ページ数タイである。シスプリ後の天広直人黄金時代・本書刊行時代のマジキュー看板目玉作品を彷彿とさせてくれ、流石に天広直人とあって、その美麗さにはさらに磨きがかかっている。
上記3氏を過ぎれば、後は全て基本一人1〜2ページ・1〜2作品の掲載だが、どれも上記3氏に劣ることはない、日本を代表するイラストレーター各氏それぞれの、可愛くて美麗で、ときどきちょっぴりえっちいマジキューイラストには、見ているだけで惚れ惚れしてくる。
「マジキューを購読してないので、マジキューに掲載・連載されている作品名・キャラクター名が分からない」という人もいるかもしれないが、本書は、別に作品名やキャラクター名が分からなくても、単純に「マジキューの可愛いくてちょっぴりえっちいイラスト集」という括りで、計64名計95ページの作品を鑑賞すれば十分に楽しめるものだ。じっくり鑑賞すれば、その惚れ惚れしてくる美麗さに、作品名・キャラクター名を知っているかの有無は、さほど重要な要素ではないように感じられてくる。
表紙イラストはおなじみ西又葵と鈴平ひろ両氏のゴールデンコンビ合作、扉口絵と目次挿絵は篤見唯子、裏表紙イラストは、かわむらやすひと・七尾奈留・CARNELIAN・天広直人・七瀬葵の5氏5作品である(裏表紙には本書掲載イラストレーター名50音順掲載つき)。