何を一番見せたいのかがはっきりしない。幕の内弁当みたいな感じで、オタクが喜びそうな品物を取りそろえてはみたが、一品一品があまりおいしくないのである。画力があまり高くないことが何より致命的で、やたらとパンチラや胸チラを出すのはいいのだが、あまりエッチに見えない。
設定も強引すぎる。私が編集者だったら、プロットの段階で、「もう一度考え直せ」と突っ返すだろう。魔法少女姉妹の家に、さらに魔法名門一族の礼状が中学生メイドとして住み込むという「結論」に到達するのにもっとましな理由を考えるか、あるいは結論の方をもっとシンプルにして納得しやすくするか。
「魔法」の設定も、単に万能な超能力でしかなく、制限がないから話に緊張感が生まれない。