月刊少年シリウスでこの作品が連載されているのは知っていたが、近くの本屋にシリウスそのものが売っていなかったので、今の今まで完全にスルーしていた。
単行本が出たことも、知らなかった。そんなときにふと、アマゾンで「尾玉なみえ」と検索。
すると、トップに「マコちゃんのリップクリーム」と出ているではないか。
驚きと興奮を隠せず、何の迷いもなく速攻で購入。
届き次第、あっという間に読破したが、いやいや彼女の紡ぎだす独特の言葉のセンスは、まさにセンスオブワンダー。
純情パインからのファンだが、小ネタのクオリティには笑い以上の感情が湧きあがってしまうほどだ。個人的に、純情パインを超えるかも知れない、素晴らしい作品だと思う。
キャラクターも、過去の尾玉作品で登場した何人かも、再登場を果たし、新キャラと共に絶妙なコラボとなっている。
他の方も言及されている通り、読切りの時の「マコちゃんのリップクリーム」とは設定が異なり、若干「少年エスパーねじめ」とかぶっている(というか、同じ世界の別の話の)ような気がしないでもないが、それはご愛敬。面白ければ、設定なんて関係ないのだ。
尾玉作品を全巻持っている方には、もちろん、「まったく尾玉作品なんて持ってねーですよ」という方にもビッグバン的にお勧めできます。
次巻がまた楽しみな一冊だ。