ジョルジョ・デ・キリコやマルセル・デュシャンに近いものを感じます。エドワード・ホッパーに通じる詩情や、タイトルの付け方に抜群のセンスを感じます。ジャン・デュビュッフェ風の絵を描いていたとは驚いた。ジョルジェットは良妻賢母だなぁ。
この本は絵をイコノグラフィー的に読み解く本で、翻訳も良いからか文章が分かり易い。外国語が達者ではない方は、日本語版を選んで下さい。彼が表現したいものや彼の哲学・思想・思考...が理解出来なければ、作品も単なる騙し絵にしか見えなくなってしまいますから。
作品数は少ないかもしれませんが、紙質・文字のフォント・構成が良い仕事しているんですよ。
廃版状態らしいので、他の出版社でもいいから再版して多くの人に読んで欲しいですね。