以前、フリーゲーム版を遊んで面白かったので購入。
内容は自分でダンジョン(迷宮)のフロア、モンスターを作り、
要所にアイテムを置いて冒険者を待ち受けるシミュレーションです。
このゲーム一番の面白い点として、
まず『完全に絵がない世界』の運営の一言に尽きます。
本来ゲームであれば分かりやすくモンスターイラストなど、
絵を使うのに対し、このゲームではそれらが一切無く、
『文字と記号』で全てが表されます。
モンスターのスライムですら『slime』の英語表記のみ。
専用アイコンなど勿論ありません。
冒険者もNやFの頭文字のみで区別します。
ですが、この絵が無いという思い切りの良さが、逆に
プレイヤー側の想像力を地味にかき立てる魅力があります。
遊んでいる内に、自分の描く迷宮の雰囲気や、モンスターの姿
などが思い浮かんで、段々と自分独自の世界観が構築されていきます。
システム自体は文字と記号把握なので、一画面に情報量が多いですが、
内容や操作自体は非常に簡単です。ゲーム自体のテンポも良く
スピードも調整できるので、意外と親切設計です。
ただし、全てを通し絵が無い世界というのは、自由な想像力を
働かせて、自分次第で楽しさ無限大な一方、パッと見た目だけで
どうやって遊ぶのか?何が面白いのか?など、良さが全く伝わらない
悪い点もあります。
普通の人からすると取っ掛かりもハードルが高く、
ゲームの世界観も自分の想像力を働かせて作る物なので、
更に好みが分かれると思います。
操作は簡単なので、誰でも覚えればプレイできると思いますが、
見た目や遊び方が万人向けではないので、
経営ゲームや少しダークな世界観、自分で想像して遊ぶのが
好きな人にはおススメしたいゲームです。