いやー、ここでDVD販売して頂けるようになろうとは。今回はどうしてなのかしら。
まあ、どうでもいいし、大歓迎なのですが。うん。助かりますわ。
さて、第一作目から拝見しておりますマリアさんの舞台なのですが、今回で
一旦ループして一作目のすぐ後に戻りましたね。お話が。相変わらずのデカダン、
耽美、妖艶。尚且つ、爆笑な作品でしたわ。チケット取り難かったけど。
どんどん取り難くなってくけど。週末のとかは洒落にならん程取り難かったけど。
で、今回はロシアから来た(逃亡して来た)アナスタシア……という名で
まあ、もうお判りの通り、あの、一人だけ生き抜いたという伝説の(現実世界では
ただの偽物だったと証明されてる訳ですが)ロシアの王女様が登場。(ソ連の前のロシアね)
そこへホレ薬が絡んで、王女様暴走。いつものグレイスさんも暴走。マリアさんは冷静沈着。
な、大筋。しかしマリアさん、毎回ですが、カッコいいですねえ。
女としても、それ以上に人間としても。理想だなあ。気風がいい、とか小股が
切れ上がってるとか、ああいうのを言うんでしょうなあ。知性も教養もあるし。
親友・グレイスさんとの関係性と会話が毎回、楽しくてなりません。若くない女同士、
いや、大人な女同士の会話がリアル過ぎて、どこで観察されているのかと。怖いわー。
ああ、あと、お葉さんが出て来ますね。夢二のモデルだったお葉さん。奔放で無邪気。
いろんな部分で実在のお葉さんぽくて、上手い、と妙なとこですが感心してしまいましたわ。
一作目以来、持越しになっていた、ローズマリーの恋も成就。一区切りついた感じで、
次回からの展開がまた楽しみです。
それから歌は、毎度の事ながら、キャッチーと言っていいのかしら。キャラクターに合っていて
すっと頭に入って、そのまま抜けて行かない。とはいえ、一番残るのが、やっぱ
マリアさんの歌ですね。今作ではありませんが「エレジー」とか。
さて、マリアさんシリーズ、全キャストが男性なのも、豪華で耽美な虚構の世界を
構築するのに一役ですよね。極個人的見解なのですが、泉鏡花の作品とか、
幻想耽美な虚構世界には、生身の女が似合わない。というか、浮く。いや、くどい。
違う、なんか違和感。な、ような気がしますんで。
それでは、マリアさんを見たことのない方も、ここから取っついてはいかがでしょう。
入手しやすいですし。と、締めて置きたいと思います。
南欧系でなく、ドイツ・オーストリア系な、ちょっと硬質で捻りの入ったエロチシズム。
映画「愛の嵐」とかっぽい退廃。そういうのがお好きな方なら男性だってお気に召すのじゃないかしら。
おお、寺山修二作品の超がつく程古い映画「上海異人娼館」にも近い、かな? 古過ぎたかな?
とはいえ、マリアさんの過去作ってどうなの? ここでDVD買えたっけ? 苦しいか。やっぱ。
でも、見る価値はありますよ。頑張ってみて下さい。絶対、面白いですから。