他の方も書いておられる通り、気軽にできておいしいお料理ばかり。活用度の大きい本です。
けれど、なすやじゃがいもなど、「久司式」のマクロビオティックに慣れた方には、「禁制品では?」と思われるような素材も、結構使ってあります。
著者の西野さんは他の所で、「なすやじゃがいもなどの夏野菜を食べないことには神経質なのに、てんさい糖やメープルシロップを使ったお菓子には寛大な人が多すぎる」(手元にその文章がないので、一字一句そのままではありません)と書かれていました。
私はそれを読んで、ものすごく納得しました。
また、厳格なマクロビオティックを長年続けていると、「陽性すぎる」状態になってしまうという話もしばしば耳にします。
そうなると玄米も食べられないし、その状態から抜け出すために夏野菜や生の野菜を積極的に摂らざるを得なくなるのだそうです。(この本にも、生野菜を使ったサラダのレシピが結構載っています)
マクロビオティックの実践者が陥りやすい罠を未然に避けようという、西野さんのお考えが、この様な本を生んだのではないでしょうか。