発表以来心待ちにしていました。期待以上の出来に本当に感激です。
1曲目の「Songbird」は歌詞が銀色夏生さんということでとても楽しみにしていました。
TV版では「抱きしめて!」が決めゼリフだったランカですが、劇場版では精神的にとても成長しています。
そんなランカの「あなたを抱きしめたい」という切なる想いが歌いあげられる名曲です。
菅野さんの紡ぎだした壮大な曲と銀色さんの歌詞(実際に中島愛さんと会って書かれたそうです)、
ランカの成長と中島さんの歌唱力の成長がシンクロしてとても感動しました。
数あるランカ曲の中でも傑作だと思います。
また、「ランカのくつしたのうた」はほっとするような曲で、クリスマスイヴにしっとり聴きたい良曲です。
CMランカの「そうだよ。」では、曲と歌い方がちぐはぐに感じやや不安を持っていたのですが、
前作の独特のクセが控えめで聴きやすく、ランカらしい可愛い癒し曲だと思います。
5,6曲目のシェリル曲はどちらも文句のつけようがないです。菅野さんとMay'nさんの説明不要のコンビネーション。
「リーベ〜幻の光」はピアノとシンセサイザーのみで曲調もシンプルなのですが、
メリハリあるMay'nさんの歌声にまったく飽きることなくひたすら圧倒されます。
本当に泣いてるような、魂の叫びに心を揺さぶられます。
このアルバムは歌姫二人のリクエストも取り入れて作られたということですが、May'nさんのリクエストは「ド失恋ソング」。
岩里さんと三人で作り上げた世界にどっぷり浸れます。
「ふなのり」は美しいバラードです。シェリルのとても優しくて切ない歌声に包まれます。
シェリルにとって捨てられないものは、歌なのでしょうか。とても好きな曲です。
デュエットの「サイレントでなんかいられない」もとても賑やかで可愛くて気に入っています。クリスマスライブのOP曲では、と予想しています。
「星間イヴ」は、こうくるのか〜!と。
菅野さんがどんなアレンジをするのかすごく楽しみだったのですが
予想してた明るいアレンジと違って、シリアスでクールな編曲になっています。
原曲は流れ星に乗って地球の夜空を飛んでいるイメージでしたが、今回のアレンジでは宇宙の惑星間をワープしているようなイメージです。
ランカは曲調に合わせておとなしめに歌っていて、それが雰囲気を壊さず落ち着いて聴いていられるのですが、とにかくシェリルのコーラスが素晴らしいです。
寄り添うような高音のコーラスはもちろん、英語のリズム感が気持ちいいです。
「タブレット」はMay'nさんと中島さんが一緒にレコーディングした曲だそうです。
歌詞も意味深で、今後の二人の行く末が気になります。アルバム全体をしめるにふさわしい曲だと思います。
Frontier Stars合唱の「Merry Christmas without you」は全員が誰かに片思いの曲。これもよかったです。
みなさん歌がうまくて、聴いていてわくわくしてきます。ボビーが抜群の存在感でとてもうれしかったです(笑)。
声シェリル役の遠藤綾さんが最後に語るのもニクい演出。
幸せなクリスマスをイメージしたifアルバムですが、今までのマクロスFアルバム同様、ハイクオリティーな曲がそろっています。
どの曲も素晴らしく、特に「Songbird」や「ふなのり」を聴いた感動はうまく言葉にできません。
とにかく声を大にして「聴いて!!!」とオススメしたいです。
ジャケットのシェリルとランカが最高に可愛くて、見ているだけでも幸せな気持ちになれます。
クリスマスライブまで、いやお正月を過ぎても(笑)ずっと聴いていきたいです。
最後に。歌詞カードのミニキャラはまさかの主人公が不在ですが、シェリルとランカにとっての「you」はアルトだからしょうがない…のかも。