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マクルーハン理論―電子メディアの可能性 (平凡社ライブラリー)
 
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マクルーハン理論―電子メディアの可能性 (平凡社ライブラリー) [単行本]

マーシャル マクルーハン , エドマンド カーペンター , Marshall McLuhan , Edmund Carpenter , 大前 正臣 , 後藤 和彦
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,260 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「メディアはメッセージである」メディアが発したメッセージ以上に、まさに電子メディアそれ自体が現代人の知覚を広げ、価値観を変えた。「メディアはマッサージである」この冗句も日々の生活で体感される。先駆者として甦るマクルーハンの理論を多彩な視角から浮き彫りにする。

内容(「MARC」データベースより)

「メディアはメッセージ」のセンセーションを理論的に凝縮し、電子メディア時代の多様な知見を拡大深化させた論集。先駆者として甦るマクルーハンの理論を多彩な視角から浮き彫りにする。サイマル出版会81年刊の再刊。

登録情報

  • 単行本: 331ページ
  • 出版社: 平凡社 (2003/03)
  • ISBN-10: 4582764614
  • ISBN-13: 978-4582764611
  • 発売日: 2003/03
  • 商品の寸法: 16 x 11 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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53 人中、52人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Dedalus VINE™ メンバー
形式:単行本
マクルーハンを扱った本は数多く出版されていますが、値段と分かりやすさの点で、私はこの一冊を入門書としてオススメします。
マクルーハンの解説書の中には(本人の言葉よりはるかに)難解なものも多く、マクルーハンの生の言葉に触れたい者にとってはときにわずらわしく感じられることがあります。その点、この本にはマクルーハン本人の言葉が載せられているため、じっくり本人の言葉を噛み締めることができます。また、それを補足する他の学者の言葉も難解ではありません。
近年、日本でもメディア・リテラシーという言葉が聞かれるようになり、私たちを取り巻くメディアに対する関心は高まっています。巷間に溢れるメディア・リテラシーの入門書を手に取る前に、まずはこの本で「メディア」概念に触れておいてはいかがでしょうか。
この本の中で私が特に関心を持ったのは、J.M.カルキンの「マクルーハン理論とは何か」とマクルーハンの「壁の無い教室」です。学校に入学する子供たちは「白紙」で、教育の仕事はその白紙状態の人間を「人格」に育て上げることだ、と言う教師はたくさんいると思います。でも、この二つの小論文を読んだ後で、そういった教師たちは同じことを言えるのでしょうか?
メディア論だけでなく、教育論の参考書としても読める本だと思います。 
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
マクルーハンと、その周辺人物が書いた論文を集めた論文集である。

原題は「コミュニケーションの探求」で、その通り、内容はコミュニケーションに関するもの多岐にわたるが、おおむね、1.印刷物が人間に与えた影響、2.電子メディアが人間に与えた影響、を考察している。

すごく大雑把にいって、文字とテレビの影響でぼくたちが事物を認識する仕方というのは

・視覚中心的(文字もテレビも目で見る)

・一時的(特にテレビは再生性がない)

・一方向的(視覚は一方向である)

・分析的(文字は訓練して分析して読めるようになる)

になった。しかし、過去においては聴覚的、全時的、前方向的、感覚的な認識が主であった(現在でも前文字社会ではそうであるかもしれない)。

言われてみると確かにそうかもね、っていうことを最初に言った(らしい)マクルーハン人っていうのはやっぱりすごい。

そして、最後の論文「仏教と象徴主義」を書いた鈴木大拙もすごい。これが一番印象に残る。

<仏教徒にとって存在は意味である。存在と意味とは一つであって分離できない。分離あるいは分岐は知的作用から生じる。そして知的作用は事物の無我を損なうのである。>

普通は、ぼくたちという「存在」が「意味」を交換して「コミュニケーション」が成り立つのだけども、存在と意味を分離してはいけない、っていうのね。最後にこんな論文が載っているのがすごい。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「本書のテキストは、マーシャル・マクルーハンおよびエドマンド・カーペンター両教授が
編集したExplorations in Communicationである。同書は両教授が1953年から
59年にわたって共同編集者として発行したコミュニケーション専門誌Explorationsに
寄せられた論文を集めたもので……日本語版発行に当たって……マクルーハンの
高弟の一人であるジョン・カルキンの『マクルーハン理論とは何か』と、マクルーハン
教授の講演『テレビとは何か』を特別に加えた」。
 本書は二部構成、一部では「マクルーハニズム」と題して、氏の論文、というよりも
エッセイ6点を収録。二部では「コミュニケーションの新しい探求」との表題のもと、10人の
論者によるディスクールを掲載。

 マクルーハンの主張については普段の通り。すなわち、コミュニケーションの様式の
変質が「人間関係だけでなく人間の感受性も変えた」というその主張、そして、電子
メディア時代の到来がグーテンベルクの革命を再び覆すのではなかろうか、という展望。
どれかひとつを読みさえすれば、彼のコンセプトは概ね把握できるように思われる。

 活字ファンの方々にとっては、あるいは彼の言い分があまりに一方的で、冒涜的でさえ
あるように見えることがあるかもしれない。
 しかし、彼の主張が活字を通じてなされている、という究極的な自虐がこのテキストに
籠められていることを忘れるべきはないだろう。

 完全に余談だけれども、つい先日、YouTubeだったか、ニコニコだったかで、
上岡龍太郎による芸人論を見ました。これは舞台からテレビへの移行が芸に
いかなる変化をもたらしたか、という短いがかなり鋭い考察。
 これもまた、極めてマクルーハン的な議論だったので、興味のある方はどうぞ。
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