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マクルーハンの光景 メディア論がみえる [理想の教室]
 
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マクルーハンの光景 メディア論がみえる [理想の教室] [単行本(ソフトカバー)]

宮澤 淳一
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

メディア論の元祖にして不可解な思想家マーシャル・マクルーハン。ジョン・ケージが絶讃した本邦初訳の「外心の呵責」の精読、「メディアはメッセージである」の新解釈、聴覚空間論。グールド、シェーファー、フラー、前衛芸術との出会い。ジョン・レノンとの接触と「地球村」の再考。吉田秀和賞のグールド研究者による斬新な入門。

内容(「BOOK」データベースより)

メディア論の元祖にして不可解な思想家マーシャル・マクルーハン。ジョン・ケージが絶讃した本邦初訳の「外心の呵責」の精読、「メディアはメッセージである」の新解釈、聴覚空間論。グールド、シェーファー、フラー、前衛芸術との出会い。ジョン・レノンとの接触と「地球村」の再考。吉田秀和賞のグールド研究者による斬新な入門。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 165ページ
  • 出版社: みすず書房 (2008/2/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4622083280
  • ISBN-13: 978-4622083283
  • 発売日: 2008/2/19
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 119,271位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本(ソフトカバー)
 マクルーハンは竹村健一が紹介してなかったら、もっと評価が高かったろうにな。まぁ竹村健一自体はとってもマクルーハン的な存在であるが。この本は「パラグラフ・リーディング」による精読って講義の形を取っていて、(難解というよりは)不可解な、(よって魅力的な、)マクルーハンのメディア論が、とても分かりやすく、まとめられている。
 マクルーハンの言語表現や存在自体がモザイクって言うか一面的じゃなくて、様々な解釈を可能にするスキがあるとこが面白いよね。つまり、マクルーハンとはメッセージじゃなくてメディアなんだよな。このメディアって言葉自体が曖昧で多面的に解釈できるとこがミソ。今だったら、「メディアはメッセージである」ってのは、「コンテナー(こそ)はコンテンツである」とか、「コンテクスト(こそ)はコンテンツである」とか、言い廻せそうだよね。
 今のネット社会をマクルーハンは予見してた!みたいなことも言えると思うんだけど、そこはマクルーハンの言葉が如何様にでも解釈できるってのが大きいと思うな。マクルーハンが言ってることがネット社会を予見してたかどうかはわかんないけど、今のネット社会がマクルーハン的であることは確かだろうね。最初期のWebブラウザの名称は「モザイク」な訳だし。
 それにしても「情報を移動させ、情報に情報を塗りつけることで、どんなメディアも巨大な富を生み出す」とか、「人間は現在も未来も見えず、未来だと思って見ているのはバックミラーに映った過去にすぎない」みたいなアフォルズムって、普通の学者だったらビビって言い切れないところを直感的に、軽率に、曖昧に、しかし鋭く言葉にしていく感性の賜物であって、それって一言で言うと何なんだろうなぁ、学者じゃないし芸術家でもないし...存在としてはトリックスターだと思うんだよね、そして消費される学者。そういや、ニッポンのクリシンはどうしてるんだろう?
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Jaques
形式:単行本(ソフトカバー)
この本はマクルーハンの本質を自分なりに考えたい方には最適です。

誰がどう論評したとか、その考察が足りないだとか、マクルーハン周辺の情報は最小限です。

正面から一緒にマクルーハンを読み解いてくれて、自ら思考を巡らせる余裕があります。
考えたい時の寄り道にも最適の一冊です。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kaz-p VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
マクルーハンについて、そういう人が居た、という以外に
何の予備知識もなく読み始めました。
マクルーハンの短いテクストの逐次的な解説からの導入で、
そんな私にも、読みやすかったです。
冒頭の著者による売り込み文句に偽りなしです。

「メディアこそがメッセージである」、年賀状やお歳暮、お中元など
「季節のご挨拶」になじむ日本人にこそ、理解しやすいことで
あるのかもしれないな、とも感じました。
ホット/クールについては、色々解説されていましたが、
正直、よくわかりませんでしたねぇ。

いずれにせよ、快い知的刺激を受けた一冊でした。
ちょっと高いけど。
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