ザガン編が本格的にスタートします。
バトルやシリアスな場面を交えながらも、ギャグシーンではしっかり笑わせてくれる漫画なので、今回も例外なく安心して読めました。
この巻のメインは何と言っても表紙になっている白龍でしょう。第一印象とは異なる彼の性格、意外な一面に驚かされます。
彼の最大の見せ場とも言える例のシーンですが、何故だか思わず吹き出してしまいました。
話の流れの予測を、良い意味で裏切られたと思います。その後のパーティーの変化は必見です。
アリババ達をよく知る人物に起きた「変化」、主人公達がまとまっていく様子や、キャラクターの新たな能力の描写など、様々な出来事が全て一つの巻にすっきり収まっていて、逆に「もう終わり?」と本を閉じるのを残念に感じる程でした。
全ての巻に共通しますが、この作者さんはページやコマの使い方が本当にお上手ですね。
週刊連載ということもあってか、インパクトの強いコマ、急展開な場面をページの最後に持ってきてくれますし、見開きの位置も素晴らしい。
人物の表情も繊細かつ豊かで、作品に引き込まれる大きな要素になっています。
ページを捲るのが楽しみでもあり、怖くもある作品です。
この知名度の低さ、本当に勿体無い…。
もっと色んな方に読んで頂きたいと切に思います。