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マキノノゾミ (1) 東京原子核クラブ (ハヤカワ演劇文庫 16)
 
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マキノノゾミ (1) 東京原子核クラブ (ハヤカワ演劇文庫 16) [文庫]

マキノ ノゾミ
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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マキノノゾミ (1) 東京原子核クラブ (ハヤカワ演劇文庫 16) + マイケル・フレイン(1) コペンハーゲン (ハヤカワ演劇文庫27)
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商品の説明

内容紹介

昭和初期。風変わりな住人ばかりが集う東京・本郷の下宿屋「平和館」で、理化学研究所の若き原子物理学者・友田晋一郎はしょげていた。またしても論文が海外のライバルに先を越されたのだ。そんな折、見合い相手をたずねて平和館に現れた海軍中尉・狩野は、理研の研究で未曾有の新型爆弾を作れることに気づき……あのノーベル賞物理学者・朝永振一郎博士をモデルに、科学と倫理の相克を、夢と現実の間でゆれる若者たちの青春にかさねて問う傑作群像コメディ。第49回読売文学賞受賞作品。著者による「演出ノート」を付す。解説:宮田慶子

内容(「BOOK」データベースより)

昭和初期。風変わりな住人ばかりが集う東京・本郷の下宿屋「平和館」で、理化学研究所の若き原子物理学者・友田晋一郎はしょげていた。またしても論文が海外のライバルに先を越されたのだ。そんな折、見合い相手を訪ねて平和館に現れた海軍中尉・狩野は、理研の研究で未曾有の新型爆弾を作れることに気づき…実在の科学者をモデルに、夢と現実の間でゆれる若者たちの青春を闊達に描く傑作群像コメディ。読売文学賞受賞。

登録情報

  • 文庫: 249ページ
  • 出版社: 早川書房 (2008/7/24)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4151400168
  • ISBN-13: 978-4151400162
  • 発売日: 2008/7/24
  • 商品の寸法: 15.8 x 10.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 474,566位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 麒麟児 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
故朝永振一郎博士(ノーベル物理学賞受賞者)の理化学研究所での若き研鑽時代をモチーフに、太平洋戦争前後の様々な青春群像の喜びや悲しみを血肉化した傑作脚本。時代背景は暗いが、若人の明るさや目指すものへのひたむきさを描いて秀逸。テンポのよい構成と歯切れのよい科白により、読んでいて舞台が眼前に浮かんだ。エンディング近く、桐子と友田の原子爆弾の是非(科学と倫理の相克)をめぐるやりとりも印象的。

巻末にも参考文献が出ていますが、他の文献として、朝永博士の平和館時代の姿を知りたい方には『回想の朝永振一郎』(松井巻之助編、みずず書房)が有益です。(理研ウィスキーや「悉く書を信ずるは、書なきに如かず」といった話題や小森・武山のモデルと思しき人物も登場しています。)また、宮田慶子氏の「あとがき」もよかったです。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
舞台は見るもの、演じるもの。とは関係なく読後感想は、こういう軽妙な舞台を、仕事帰りや夕食後にぶらりと見に行けるような、そんな町に住んでみたいなと思いました。
あの戦争の時代、皆揃って戦争に突入して行っていたんだろうという印象から、戦争という環境の中で、各々がそれぞれ違う生き様を今の時代と同じ様にしていたんだと、最近改めて気付かされるという野暮な読者のレビューでした。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 餅太郎 トップ1000レビュアー
形式:文庫
日本が原子爆弾の研究をはじめていた、
というのは、よく知られていることです。
が、実際につくろうと研究していた科学者は、
ここに出てくる、朝永振一郎がモデルの友田の言うとおり、
爆弾がどうのこうの、ではなくて、
あくまで、原子核についての真理をつきつめるために
研究を進めていたのでしょう。

それが、人々に大きな不幸をもたらすことになったとしても、
やることで、世の真理をあきらかにできる……。
個人的には、それはちょっと違うのでは、と
思わないでもないですが、
それを内包しているのが、科学者なのでしょう。
そして、いつの時代もおそらく変わらないものなのでしょう。

談志にいわせりゃ、
これも「人間の業」。
業の肯定が落語なら、この演劇も、
あるいみ、落語的です。
とにかく、笑わせてもくれますし、
楽しく読める。
でも、なんだか考えさせられる。

「演出ノート」というのが付いているのですが、
これが、なんともよかった。
演出家というのは、いろいろと細部にまでわたって
考えているのだ、ということがよくわかった。
文庫というのも手軽に読めてよいです。
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