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マキゾエホリック Case1:転校生という名の記号 (スニーカー文庫)
 
 

マキゾエホリック Case1:転校生という名の記号 (スニーカー文庫) [文庫]

東 亮太 , Nino
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

壊滅的インパクト!!
なぜかトラブルに巻き込まれ転校しがちな高浪藍子。そんな彼女が今度こそは転入した御伽学園1年乙組で待ち受けていたのは、巫女やメイド、復讐鬼にハーレムに魔法少女と一筋縄ではいかないクラスメイトたちだった!

内容(「BOOK」データベースより)

クラスメイトは、巫女や妹、魔法少女に復讐鬼、ハーレムから電波まで―転校を繰り返す高浪藍子がついにたどり着いた、御伽学園1年乙組は、そんな常識はずれのクラスだった。その上、転校初日、同級生全てを記号化する男、灘に「君が転入生である証拠は何一つない」と告げられる!平和な学園生活を望む彼女の身に起こる突拍子もない連続事件。次第に明らかになる乙組の謎。ここから藍子と31人の愛すべき問題児の記録が始まる。スニーカー大賞奨励賞受賞作「君等の記号/私のジケン」改題。

登録情報

  • 文庫: 301ページ
  • 出版社: 角川書店 (2006/1/31)
  • ISBN-10: 4044720010
  • ISBN-13: 978-4044720018
  • 発売日: 2006/1/31
  • 商品の寸法: 15 x 10.5 x 1.3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 861,509位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
15 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
キャッチコピーに惹かれて購入(それと賞もとってるので

クラス全員が登場人物と聞いて思い出すのはあの漫画

しかし漫画だと絵で判別できるが小説になると・・

少しの悪い予感がありました

その予感は的中してしまったみたいです

読み終わっての感想は「面白かった」より「疲れた」でした

やはりキャラが多すぎるので出てきてもすぐ忘れてしまいます

それでいてどんどん登場するから少し混乱してしまいます

最後の方は面白かったのですが、そこにたどり着くまでが大変でした

途中はなんでもかんでも詰め込み過ぎてまとまりがなかった

もしかしたら最後の見せ場のためのクラス全員が登場人物だったのかもしれませんが、

それは失敗だったと思います

もっと少ない人数でもこの話は成り立ったと思いました
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
問題ありすぎ 2006/9/26
形式:文庫
転校生の名前が御伽太郎、というセンスは素晴らしいです。

細かいアイデアは良いのですが、お金を出して買う本としては、ちょっとだめなんじゃないかと思います。

登場人物は "記号的" には特徴的ですが、物語の人格としては非常に無個性で、

誰が味方だろうが誰が黒幕だろうが、真相が明かされたころには「それがどうした」という気分になってしまいます。

また、日本語が非常にまずく、複数解釈可能な紛らわしい表現が多数出てきます。

たとえば、最も肝心な箇所の台詞「呼びすぎた」ですが、

それが「何度も呼称した」なのか「何人も召集した」なのか、数行先まで分かりません。

この作者が小説家に向いてないことは確信できます。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 通りすがりの大学院生 VINE™ メンバー
形式:文庫
 第10回スニーカー大賞奨励賞を受賞し、売り出しにも力の入っている様子の本作品、読む前の印象はタイトルを見て「戯言シリーズ?」、31人の個性豊かすぎるクラスメートという設定を読んで「ネギま?」という微妙なものでした。

 実際読んでみるとキャラクターと設定とエピソードのあまりにも記号的な類型さにびっくりしました。それだけなら単なるつぎはぎでつくられた劣化コピーになってしまうのですが、なにごともとことんやれば独自性は出てくるもので、本作はその尋常ではない「記号」の詰め込み方によってなんだか奇妙な読後感を与えます。やりすぎることで独自の世界を作ってしまうところは清涼院流水に似ていなくもないのですが(実際一番最初に連想した小説は「コズミック」でした)、流水大説のパラノイア的な熱量とは違って、本作はもっとクールで淡々としている感じなのです。

 この微妙に引いた距離感は、登場人物の一人がクラスメートを「記号」として表記する点が示すように、作者自身が小説を構成する要素が極めて記号的であることを自覚しているからだと感じます。少し大げさな言い方をすれば「オタク的なるもの」についてまわる記号性に対して、批評的な視点で物語が書かれている(ような気がする)のです。そういう点では「左巻キ式ラストリゾート」や佐藤友哉の諸作品でなされていることに近いとも言えるのですが、本作にはそれらの作品が持つメタ感やラディカルさが皆無なため手触りは全然違います。これだけ激しく「歪んだ」小説であるにもかかわらず、「過剰さ」「逸脱」といった種類のものを全然感じ取れない点に不思議な印象を受けます。

 私にとって「面白い」とオススメできるタイプの小説ではないのですが、この作者がこれからどんな方向に向かっていき、読者にどう受け止められていくのだろうという興味で続編も読むと思います。
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