現在、これの上位版にあたる「トータルプロテクション」を使用していますが、
自分の使用環境では「インターネットセキュリティ」で十分かと思い、今回試し
てみました。
3台版なのでデスクトップとノートPCの両方にインストールしたところ、ノート
は順調に製品登録まで進んだものの、自作PCのデスクでは、製品登録画面から進
まず、シャットダウンも異常終了でした。再起動後はちゃんと動作しており、登
録もできましたが…、個体差があるようです。
以前同じバージョンのダウンロード版で、インストールできないことがありま
したが、その際はサポートサイトの手順を参考に解決できました。
インストール時に限らず必要に応じて使用できるツールも用意されています。
使用感はここ何年かで格段に向上している感じです。一度安全性が確定された
ファイルは検査を簡略化したり、またCPUが高負荷で他の作業をしているときに
はスキャン動作を一時停止したりと、PCに合わせて最適動作するような仕組みに
なっているようですが、最少リソースでのスキャン稼働時にもCore i7 870マシン
でさえCPU使用率が50%を超えることもあり、単に動きをセーブして軽くしている
というわけではないようです。
アップデートは頻繁で、「また?」って感じですが、ガードの堅さからくるもの
と思われます。
ガードの堅さと引き換えに、知っておかなければならないこともあります。
マカフィーのファイアウォールは、セキュリティに問題のあるコンピューター
がホームネットワークに入ることを拒否しますが、この「セキュリティの問題」
の中には、セキュリティソフトがないPCだけでなく、他社製のものがインストー
ルされていたり、同じマカフィーでもバージョンが違うもの、同じバージョンで
もアップデートやスキャンが行われていないものまでが含まれます。その場合は、
ネットワーク共有ができなかったり、Windows7の「ホームグループ」接続さえも
拒否されてしまいます。まあ、USBメモリ使えばいいじゃん、て話もありますが。
だから、PCが複数台ある場合は2台、3台版がお勧めです。ネットワーク内の
「信用」構築の手続きは、人によっては煩わしいと思うかも知れません。ただ
製品のバージョン(この製品では2012)が同等であれば、上位版、下位製品を問
わず「信用」できるようです。
ウィルス検出率が高い反面、誤認検知も度々あり、BD再生ソフトや地デジキャ
プチャのインストールが引っかかったり、動画ファイルなどがウィルス検知され
た場合がありました。ただ、その際は検知対象が隔離されているだけなので、そ
のままサンプルをマカフィーに送信し、安全が確認されたら隔離解除、ウィルス
確定であれば削除、という形が良いようです(始めはわからず全部削除して不具合
が出ました)。今は同じ誤認は起こっていません。ちゃんとフィードバックされて
いるようです。
あと、「インターネットセキュリティ」には、1GBのオンラインバックアップ機
能がありますが、アンインストール、再インストール時には一度、バックアップの
中身をすべて取り出してから行わないと、バックアップデータがアクセス不能にな
ります(回復手段なし)。
そういった約束事を、マニュアル等で明記されてればいいのですが、ダウンロー
ド版はもちろん、製品版にもついてこず、画面からヘルプやサポートサイトで確認
するしかないのはちと不親切かな、という気はします(★-1としました)。
ただ、製品の堅牢さゆえか、自分がネット環境に気を付けていることもあるかも
しれませんが、約7年間、怪しいウィルスによると思われる症状はありませんでした。
ただし、マカフィーの働きをしっかり理解するにも時間はかかりましたが(笑)。
ラインナップも整理され、わかりやすくなりました。初心者がインストールしっぱ
なしでも問題は特にないと思いますが、こだわる人にも応えられる性能はあると思
います。
対迷惑メール機能とオンラインストレージ1GB、保護者機能が付いた3台版「インタ
ーネットセキュリティ」はSNSサービス対応機能・ファイル暗号化を省いた、言うな
れば手頃なミドルレンジ製品です。