人生は苦。世の中は諸行無常。でも、「そこがいいんじゃない」と唱えれば、きっと明るい未来が見えてくる。住職を夢見ていた仏像少年時代、青春という名の「荒行」、大人になって再燃した仏像ブーム。辛いときや苦しいとき、いつもそこには仏教があった----。グッとくる仏像、煩悩まみれの自分と付き合う方法、地獄ブームと後ろメタファー、ご機嫌な「菩薩行」......。お坊さんの説法より面白い、M・J流仏教入門。
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5つ星のうち 4.0
みうらじゅん流仏教のすすめ,
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レビュー対象商品: マイ仏教 (新潮新書) (新書)
『見仏記』等で仏像ブームの先駆けとなり『アウトドア般若心経』で斬新きわまる「写経」のかたちを世に問うた著者による我流仏教エッセイ。仏像好きが高じてお寺の住職を将来の夢とした仏教少年が、長じてどのように仏教とつきあうようになったかが、著者一流のゆるくもまじめな文章でつづられている。「諸法無我」は「自分なくし」、「何でこの俺が」を禁句にしてご機嫌とりにがんばるのが「菩薩行」、どんな苦境にあっても「そこがいいんじゃない!」という「念仏」を唱えることで乗り切れる、といった話は、親近感たっぷりの説法として非常に面白かった。タイトルどおりの我流なので、仏教論としては散漫な印象をうけるが、仏教にはちょっと関心があって少し詳しくなりたいんだけど、ガチな宗教者・研究者による文章はちょっと、という人にはもってこいの一冊であると思う。
19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
菩薩行,
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いわゆる宗教書ではありませんが、これ一冊に仏教のエッセンスが凝縮されている良書です。仏教入門に、また、ある程度仏教を学んだひとのおさらいのためにも役立つと思います。 著者については「マイブーム」「ゆるキャラ」「いやげもの」などにより、「おもしろい人」という印象を持っていたのですがこれらの活動が菩薩行だったとは、目から鱗です。 みうらじゅんさんのキャラクターを理解する上でも本書はおおいに役立ちます。 「自分なくし」「機嫌ブーム」「僕滅運動」などのネーミングも秀逸です。 私としては、さっそく「機嫌を取る」を実行していきたいと思います。
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
半分自伝、半分生き方論,
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みうらじゅん自らが、今までの著作をまとめた感のある新書。 集大成という程の力作じゃないですが。 見仏記とは違って、 仏像に関して視点を提供してくれる訳じゃありません。 新書の半分は、 なぜみうらが仏教、仏像に興味を抱き、 愛情をもって未だに追いかけているか、 自らのヒストリーを語っている。 自伝というか青春記。 読んだことのあるエピソードもありながら、 開放感いっぱい。 そして中盤以降、 生きる上で仏教を参考にすべしと、 みうらじゅんは言っています。 自分なくしの発想も今まで色んなところで書いていらっしゃるが、 本書はたっぷり語っている感あり。 何が正しいか、何が強いか、 世間で言われている生き方論がうさんくさく見えてしまう、 力強さに満ちた新書。 みうらファンにはお勧めです。
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