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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
勘一のベース、サチのピアノ。戦後の東京に流れる、ジャズの調べ‥。,
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レビュー対象商品: マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン (東京バンドワゴン) (単行本)
東京バンドワゴン戦後の占領下、勘一とサチの出会いを描くミステリータッチの番外編。 戦後間もなく、子爵令嬢咲智子は重大な機密文書を父から託され、 それを手に入れようとする占領軍や旧日本軍の諜報機関に狙われる。 逃れる途中、上野駅で米軍に拉致されそうになった咲智子を助けた 勘一は、行き場を失った咲智子を勘一の嫁・サチという触れ込みで 東京バンドワゴンにかくまうことにした。 勘一は、父・草平、幼馴染のジョー、元諜報員の十郎、ジャズシンガーの マリアなど、魅力的な脇役とともに、占領軍に連行された咲智子の両親の 行方を探り、奪還を画策する。 東京バンドワゴン草創期の物語。 いつもは和やかホームドラマの「東京バンドワゴン」のシリーズだが、 今回は「番外編」というように、殺伐とした戦後の日本の状況を描き、 「機密文書」をめぐるハードボイルド仕立てになっている。 これまでのシリーズにつながる伏線が本書で明かされることもあり、 従来の読者には見逃せない一冊だろう。 また、登場人物は旧知のものとして描かれていないので、前作を読んで いない新しい読者にもやさしい。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
サチさんのこと。,
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レビュー対象商品: マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン (東京バンドワゴン) (単行本)
これまでの話のなかで、居なくても、いつもちゃんと堀田家に居たサチさんの高貴な出自と、それゆえの運命に翻弄されての、勘一さんとの出逢いのいきさつが、まずいい。 シリーズ番外編は、スリリングな幕開けで、ぐっとつかまれた。 サチが父から託された、どうやら国政に関わる重要な文書が入った「箱」をめぐって、 いくつかの闇の組織が暗躍する。サチと箱を守り抜くために、寛一の父・草平が 知恵と人間関係の限りを尽くして手配するさまが、かっこいい。 東京バンドワゴンという古本屋の由来もまた、真っ直ぐな気概にあふれていて、 戦後の時代に書物というものの持つ力を信じた人の、その精神が眩しい。 小路さんの作品らしく、大物のワルでさえ、やっぱりいい人だ。 登場人物の相関図は、シリーズを読んでいる者にとっては、ああ、こう繋がるのか!と 膝を打ちたくなる場面がいくつもあって、楽しい。 堀田家の面々の、心根のよいあたたかな人柄である所以がじわりと胸打つ 番外編だった。
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
楽しい番外編,
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レビュー対象商品: マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン (東京バンドワゴン) (単行本)
東京バンドワゴンを既に読んでいる方、いない方、どちらの方でも楽しめます。戦後間もない日本を舞台にしたちょっとしたミステリーもの・・・といった体です。 まだ東京バンドワゴンを読んでいない方。 この作品の後に東京バンドワゴンのシリーズ3作を是非読んで下さい。 懐かしい人たちに再会し、「あー、君はそうなったのか」と同窓会のような心境になれます。 既に東京バンドワゴンシリーズを1冊以上3冊未満読んでいる方。 3作を通して読んでから、この本を読んで下さい。 既に東京バンドワゴンシリーズを3冊読み終えている方。 今すぐ読んでみてみて下さい。 「あー、そういうことかぁ!」という謎解きが随所にあり この作品そのものの味にさらに違った味を乗せて さらに楽しい仕上がりにしてくれています。 このシリーズはいつかぜひ、映画化されてほしいなぁと思います。 本編の方ではサチさんは八千草薫さんという勝手なイメージを持ちましたが この作品だと誰なのでしょう。 そんなことを考えつつ読むとまた違った楽しみ方が出来る本です。
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