ショパンの曲はほとんど聞いていますが、
国内外でショパンを弾くピアニストの中でも、
辻井さんは若手でありながら聞く側が落ち着いて聞いていられる安定感があり、
それでいてぐっと引き込まれるような魅力をお持ちの数少ないピアニストだと思います。
このCDは特に曲の選び方がいいと思いました。
中でも1・2番アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズと最後の10番の幻想曲の演奏が光ります。
3番のバラードは無難に抑えているのと、
4〜7番のマズルカはショパンの曲の中では少々マニアックだけれど民族性のある舞踊曲という感じです。
8番のノクターンは最初穏やかに始まって中盤から激しくなる感じが好きです。
ショパンの曲はメロディがとても美しいのと、
穏やかな中に情感があるのが素敵です。