ソロアーティストとして、活動し始めたのは1991年という事で、53か54歳の時の頃になるわけで、5歳の時からピアノを習い始め、大学では音楽を専攻し、ジャズピアニストとしてもキャリアをつんだ経験が、これほど芳醇(ほうじゅん)なまでの音色となってあらわれているのだと思いました。
わたしは、来日(1910年)し、演奏しトークをする彼女を偶然TVで観て、その演奏の一部を聴いて、そのみずみずしい感受性が紡ぎ出すピアノの音に惹かれての購入となりました。基礎とキャリアの積み重ね、そして彼女の人生経験が反映されているのでしょう。聴いていて、心が穏やかになり癒されます。作家の森茉莉が生前「ビートルズは今日になっても古くなっていない。歳をとっていても芸は若くなくてはならない」という至言を残していますが、まさに現在60歳代のビージー・アデールにもあてはまる言葉だと思いました。
どの曲もポピュラーなものばかりでとても聴きやすかったです。日本盤にはボーナストラックとして「いい日旅立ち」が収録されていて、アデールの略歴、そして、1曲ずつ熊谷美広氏の解説がついています。
※グーグルで「ビージー・アデール」「通販」で検索して「EMIミュージックジャパン」をクリックするとこのサイトでは、ビージー・アデールのCD5枚組BOXセット(限定:10500円)の発売を通販でしています。このアルバムとかぶってしまうものもあるのですが、1枚に20曲収められていてこちらの解説は宇多和弘さんです。やっぱり癒されます。難をいえば、CD全集の箱がプラスティックではなく、柔らかめの紙が使用されていた事でしょうか。