アメリカ人の主人と国籍ハーフの子ども2人と4人で、オッパー、オッパーと大騒ぎしながら見ました。「国際結婚は大変なんだからね」と笑いの合間に真剣にいってる私に、息子は「?」って顔していたけど。でも、相手が外国人であってもなくても、結婚は多かれ少なかれ、異文化との遭遇でしょ。国でも地方でも、それぞれしきたりが違うんだから、それをやりくりしてみんな結婚するんだもの。あのやりくりはほんとにストレスだぁ~。
イアンとトゥーラの結婚もしかり。映画の中では、口数でもパワーでも驚くべきギリシャ人の家族が、全員でもって、わーわー、大騒ぎしながら、笑ったり、泣いたり、波乱万丈なんですが・・・でも結婚式であのトゥーラのお父さんが、「イアンの名字はギリシャ語ではオレンジ、うちはりんご、だけどどっちもフルーツであることにかわりないな」ていうところはほんとジーンときちゃう。違う文化からきても、人は人なんだ、親が子を思う気持ちは変わらないし、時々うざったくても、家族はいいものよねー、って。そして、トゥーラとイアンが娘をギリシャ語学校に連れていく最後のカットでは、そうよ自分の文化はだいじにしゃなくちゃねー、って。
主人公が異文化で意味不明の体験をして、ただ自分の国に帰っていくだけの「Lost in Translation」なんかとはぜんぜん違う、前向きさがすごくいい。おかしくて、涙がでて、元気がでる。あなたも大騒ぎしながら見て!