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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
Ryの歌がごきげん!,
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レビュー対象商品: マイ・ネーム・イズ・バディ (CD)
Buddyと言う猫、そして、その仲間の蛙とネズミがアメリカを旅する物語。旅するアメリカはRyならではのもので古きアメリカ、醜いアメリカさまざま。ただ、Ryのそういったアメリカを見つめる目はいつもどおり温かい。いつものおなじみの面々から新たなゲストまでみんなでこのストーリーを奏でています。あのゆったりした音は健在。Ryの追い求める世界はこういうものなのでしょう今回は、ブックレット付きのデジパック仕様とパッケージにも凝っている。ストーリー、挿絵はもちろん、歌詞も全て載っていてRyの本作に対する意気込みが知れるもの。 それにしても、ホント、Ryの歌がごきげんで、間違いない名盤です。買って損なし!というところです。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
プロテスト・フォークの源流を探った硬派な音,
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レビュー対象商品: マイ・ネーム・イズ・バディ (CD)
ジャズとブルースの源流にゴスペルと黒人差別があるように、フォークとカントリーの源流にはアメリカの労働問題がある。ライがプロテスト・フォークの源流をストーリー仕立てで探った本盤のモチーフにおいて、30〜40年代頃の不況、黒人差別、権力の腐敗、等に加えて労働運動が大きく扱われているのも、そういう理由があるだろう。(西海岸の日系人が強制収容された刑務所まで歌に出てくるのは驚いた。)ここで歌われるのはルーズベルト(FDR)と赤狩りの時代だが、実際この時代から第二次大戦と冷戦期を経た現在、アメリカで少しでもこういう「左翼的な」話題に触れることはアーティストにとっては致命傷になり兼ねない。そういう意味では真っ赤っかなノーガード戦法作品なのだが(苦笑)、僕はここに「右vs左」という戯画的な政治性を超えた、ライの骨太なミュージシャン魂を感じた。音的にはかなり古風なカントリー/フォーク・ミュージックなので最初とっつき難かったが、結構ニール・ヤング的なロックっぽさも所々混じり、長丁場を飽きさせない。個人的には、ジャズ・ミュージシャン(ジャッキー・テラッソン、ステファン・ハリス)が参加した7曲目の柔らかく美しい空間処理がオススメだが、ライが自身を投影したような「赤猫」の厳しい放浪生活において、そんな夢のような暖かい時間は長く続かないのか、全体的には埃っぽい無骨な作りになっている。ライ曰く「ダスト・ボウル(土砂嵐)・ソング」の名に恥ない硬派な作品だ。なお、ライ自身が書いたと思われる各曲に纏わるストーリーが絵本的にくっついているがこれが結構長いので、英語ネイティブでない限りは翻訳と解説が充実している日本語盤がオススメ。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
なんとも不思議な世界,
By 真島正人 "真島正人" (長野) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: マイ・ネーム・イズ・バディ (CD)
なんとも不思議な音ですね。一応カントリー調と言えなくは無いんだけど、僕は昔からのカントリー好きですが、ある意味で正統なカントリーだし、ある意味で正統なカントリーじゃない(というかぜんぜんカントリーじゃないんですけどね)。 まぁ、渋いカントリーの『イメージ』は、80年代以降に作られた神話だと思ってみてください。 もっと古いカントリーヒットやヒルビリーヒット(ピストルパッキンママとか北風とか知ってる?)は、チープで楽しくてポップでアホらしかった(それもまた、伝統音楽ではありませんけどね)。 ここにあるのは、そういうイノセントで胡散臭い世界観なんですね。 そういう意味では、ヒルビリーもジャズもごたまぜだった1930〜1940年代に忠実なアルバムですらある。 だから、このアルバムにはたぶんにロックテイストが含まれますが、それもまた、まったくおかしなことじゃぁない。 今、こういう結合された音楽を語れる存在がへってきたのだから、貴重ですよね。 すごい作品。 ハンクウィリアムスのことを歌った歌がお勧めだよもん♪
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